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55歳では掴み損ねてしまった真意を、56歳でゲットしました!

僕は、
西野亮廣さんが運営する、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。

他のオンラインサロンのことは分かりませんが、西野さんのサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

という内容です。月額980円の会員制メルマガ、という感じですね。

別な言い方もできます。

月額980円のファンクラブです。毎日、西野さんの記事が読めます。

毎日投稿されるサロン記事のおかげで、西野さんの活動を、いち早く知れます。表の活動や、活動の裏側も知れます。


さて、
僕は、西野さんの記事に対して、

コメントを書いています。毎日です。
感想をTwitterでツブヤキます。毎日です。
③西野さんの記事をコピペし保存しています。

* * *


オンラインサロンのルールに【サロン記事、公開NG】があります。
でも、もう1つのルールもあるのです。

【サロンの記事は、1年後なら公開OK】です。

そこで、僕のnoteでは、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)
②その記事への僕のコメント
③その記事への僕の感想ツイート
④僕なりの解説(じょーじのいらん解説)

これらを毎週土曜日に、投稿させていただきます。
では、let'sサロン!

◆2022年2月23日(水)

・記事のコピペ

おはようございます。
「肩書きは何なの?」と訊かれて、「いろいろやってるので、ちょっと分かんないッス…」と答えた時に、なんだか腑に落ちない顔をされることがあるのですが、「いや、そこは、お前が頑張れよ!」と思っているキングコング西野です。
#なんでそんなに肩書きを知りたいの?

さて。
今日は『【影響力】は着火材で、徐々に【品質】に落としこめ』というテーマでお話ししたいと思います。

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▼ フロントエンドが「エンターテイメント」の会社の考え方
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このサロンでも何度もお伝えしていますが、サービスを作る時は
「【フロントエンド】と【バックエンド】を作らなきゃダメだよね」
とよく言われます。

フロントエンドとは「集客をする商品」のことで、
バックエンドとは「利益を生む商品」のことです。

吉野家でいえば、牛丼がフロントエンドで、
お味噌汁やポテサラがバックエンドです。

フロントエンドの役目は「集客をすること」なので、利益を生む必要がありません。
値段を下げまくって(採算度外視で)集客できるのならば、それで構わない。
CHIMNEYTOWNにいたっては、採算度外視どころか、フロントエンドに破壊的な追加予算を付けています。喩えるなら、他所が「480円」で牛丼を提供しているところを、ウチは「-200円」で提供することもある
「うちで牛丼を食べると200円プレゼントします」という世界線です。

分かりやすいところでいえば、YouTubeに公開した『えんとつ町のプペル』のMV(by蜷川実花さん)で、お客様には無料で提供したあのMV(広告スポンサーも無し)の制作費は5000万円ぐらいです。

直近の利益だけを考えると作らない方が良いのですが、CHIMNEYTOWNの場合はバックエンド(利益を生む商品)が別にあるので、そこは全然構わない。
そうすることで、「フロントエンド(集客商品)で利益を生もうとするカンパニー」との差別化を図っているわけですね。

となってくると、うちの場合は「バックエンドの開発」がメチャクチャ重要で、そしていつもお伝えしているとおり、そのバックエンドが「西野亮廣の影響力に依存した商品」であってはいけない。

西野はそのうち確実に死ぬからです。

数年前までは、「西野亮廣の影響力に依存した商品」をバックエンドにした運営に今ほどの違和感を覚えなかったのですが、後輩が入ってくるようになってからは、その問題(西野が死ぬのに、西野の影響力に依存したビジネスモデル)から目を背けるのは、人として全然優しくないというか、あまりにも身勝手だと考えるようになりました。

今、定番商品や、不動産や、インフラの開発に力を入れているのは、そういった理由があります。

その中で!!
「エンタメ(あるいは個人の人気)をフロントエンドに置いたバックエンド」には、『ファン商品』『定番商品』の二つがあるということを、つくづく思い知らされます。

作品やタレントの人気が加熱した時に、キャラクター顔写真名前が商品パッケージにプリントされるようなものが『ファン商品』です。
たしかにそれは刹那的に売れるのですが(#そういう意味では大切)、その時にファンの方が買っているのは『パッケージ』であり、『中身』ではありません。
そして、ファンの方以外は買わない。

たしかにそれは「バックエンド」と呼べるものではあるのですが、しかし作品やタレントの人気に依存したバックエンドだと、作品やタレントの人気が落ちた時に、次回作を作る制作費を確保できなくなります。

大切なのは、“作品やタレントの人気が落ちる前提”で、バックエンド商品を開発することです。
#落ちなかったらラッキー

となってくると、作品や個人のヒットによって得た刹那的なリソース(時間や予算や信用)の使い道は、「商品を触ってもらうキッカケ」ぐらいに留めておいて、パッケージにプリントしない方がいい。
今、『美空ひばりさんの顔写真がプリントされたハイチュウ』とかを開発しても、かえって「買わない理由」になってしまったりすると思うのですが…まぁ、そんな感じです。

ウチの場合だと、山邊が独立して『(株)CHIMNEY COFFEE』を立ち上げた時に、「もっと、えんとつ町の濃度を落とせ」というアドバイスをしました。
★これ、CHIMNEYCOFFEEのインスタなのですが、今、すっごいイイ感じだと思います↓
https://instagram.com/chimney_coffee?utm_medium=copy_link

『CHIMNEYCOFFEE』の素晴らしいところは、「たとえ売れようが、良い商品以外は出さない!」と決めているところで、そのバランスが大切だなぁと思います。
#普通に美味しい
#カフェオレベースをヘビロテしてます

西野や『えんとつ町のプペル』は、あくまでキッカケでしかなくて、そこに依存し続けることはしない。
「品質で選ばれているけれど、ファンは(関連商品だと)分かっている」ぐらいのラインが丁度良いんだろうなぁと思います。

そんなこんなで、現在、化粧水&乳液(&ハンドソープ?)の開発と、電気事業を進めております。

今日、お話しした内容を踏まえながら。
お楽しみに!!
現場からは以上でーす。

・僕の、サロン内でのコメント

売れることを考えるのと、売れ続けることを考えるのは、似て非なるものなのですね。勉強になります。言葉や知識だけより、実例があるとスゴク分かりやすいです!
いつも、あざ~っす!

・僕の、Twitterでの公開ツイート

今日の記事を読んで、
どうすれば売れるか?と、どうすれば売れ続けるか?は違う。ヒットするか?と、ヒットし続けるには? も、全然違う。微妙に違うのではなく、根本的に違う。その実例が紹介された。怪しい『稼げます系』のノウハウとは全く異なる、王道(本質的)マーケティングのお話。

・じょーじの、いらん解説

読みやすくするために、ホンの少しだけ加筆修正しました。

さて、「いらん解説」の本題です。

西野さんの記事を、さらに分かりやすくするために、
ごく簡単に(少し乱暴に)、書き直してみます。

西野さんや、そのほか有名人の方。
あるいはヒットした『作品』そのもの。
それらの影響力(知名度)(集客力)

「商品を触ってもらうキッカケ」ぐらいに留めておけ!

で、
売れ続ける(リピートしていただく)ためには、
その影響力(知名度)(集客力)を極力使わずに

商品の品質(クオリティー)で獲得せよ!


となります。

西野さんの記事の冒頭には、

『【影響力】は着火材で、徐々に【品質】に落としこめ』

という、テーマ発表がなされていました。

でです。

僕には、影響力(知名度)(集客力)が、ありません
一般人には、一般的に影響力(知名度)(集客力)はありません

となると、この西野さんのアドバイスは、レベルが高すぎて参考にならないのでしょうか?

そんなことはありません。

一般人でも、自由に発信できる時代です。
また、一般人や小さな会社や商店でも、広告が出せます

つまり、

SNSでの発信や、
友人へ勧めるとか、
広告を出すとかは、
すべて、刹那的な効果しかないと、そう考えることができます。

触ってもらえるキッカケ程度。

購入を継続していただくためには、品質なのです。

クオリティー勝負なのです。

僕は、こう考えます。

クオリティー勝負できる品質になっていない状態で、
SNSで集客を行なうとか、
友人に購入してもらうとか、
広告を出すとかは、

近未来に、購入し満足してくれるかもしれない、そんなありがたい方々に、
「なせじょーじの作品は、読むに値しない」
というネガティブキャンペーンを、自分自身が行なっている

そういう行為です。

1年3か月前の西野さんの記事を読み直して、そう気づきました。
なので、僕は、このnoteのサイドバーで紹介していた、僕のkindle本の紹介を、やめます。

『いいかいタケルくん』を書きあげたときには、「最高の出来だ」と自画自賛でした。
今は、こう考えています。
・内容は素晴らしい
・シリーズ全6作は書き上げるべきだ
・時代を昭和ではなく令和に変えよう
・教える側がメインの文章を、教わる側がメインとなる文章に変更しよう
つまり、まだまだ完成度は低いのです。

僕の活動の順番は、こうすべきなのです。
①作品を書きあげる
②作品のクオリティーを上げる
③それから、発信なり、オススメなり、広告などを行なう

1年3か月前は、西野さんの真のメッセージをつかみ損ねていました。
また、再始動します。


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


具体的には、以下の通りです。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、活動報告『作品制作』(都度都度、途中経過を報告)
・現在の、活動報告『マーケティング』(事前に解説 ときに答合わせ)
・現在の、活動報告『チームビルディング』(経験談の共有)
・現在の、感情や心象の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDの、メイキング映像です。あれです。
西野さんの作品や活動のメイキングです。

後出しではなく、先出しのメイキング。進行形のメイキング。
生中継的メイキング発信です。


作品の制作過程。
ヒットさせるための広告やマーケティング。(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知る
これって、
メッチャ面白いんです。
メッチャ勉強になります


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

だいたい朝の7時ごろです。
二日酔いで、ちょいちょい配信が遅れたりしますが 笑。






チャオ!


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1119話です
※僕は、ゆかりちゃんが大好きです


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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家
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