第402話 韓国ドラマがリピートされるから、自然に「分析でも」と思い至った
アニハセヨ!
日本語吹き替え版なので、「アニハセヨ」と聞こえてくるわけではない。
ゆかりちゃんが、2度目の視聴に入った、韓国ドラマ『愛の不時着』のことだ。
僕の購入したAmazon Fire TV Stickと、娘のアカウントのNetflix で、連日、観まくっている。
リビングの隣に位置するダイニングテーブルで、ノートパソコンを叩いている僕としては、つい、気がそれるので、いささか迷惑ではある。
迷惑は感じるが、「観るのを止めてほしい」などと、言う気はまったくない。
なぜなら、ゆかりちゃんが【観たい】のだから。
ゆかりちゃんが観て、楽しんで、笑って、泣いて、キュンキュンして、
それを近くで感じられのは、なかなかに幸せな気分ではある。
ただ、ドラマというのは、どうしても中毒性がある。
気を引くような工夫が、随所に散りばめられている。
そのように設計されているのだから、ダイニングテーブルで執筆する僕の気が、つい、ドラマに行ってしまうこともある。
これは、致し方ない。
少し迷惑なだけ。そういうことなのだ。
ちなみに僕の本音は、日本語吹き替え版ではなく、字幕で観たい、ということだ。
◆冬のソナタ
20年近くも前のドラマ、『冬のソナタ』に、僕はハマった。
DVDボックスを購入し、2回半、繰り返し観た。・・・3回半かもしれない。
僕は、チェ・ジウではなく、ぺに惚れたのだ。
彼を「ぺ」と呼んでいいのは、僕の中では僕だけだ。
ゆかりちゃんが、僕のマネをして「ぺ」と呼ぶのは、大目に見ている…。
ペ・ヨンジュンだ。
正しくは、チュンサンだ。僕は、チュンサンに惚れたのだ。
◆冬ソナを分析
冬ソナを観ながら、僕は、ず~っと思った。
このドラマ、『101回目のプロポーズ』に似ている、と。
以下、『冬ソナ』と『101回』の、共通点を上げる。
『冬ソナ』と『101回』の共通点
⋄ヒロインが、大好きな人と死別する
(冬ソナは「死別と思いこむ」だが、まあ、ほぼ同じだ)
⋄死んだ彼と、そっくりな男性に、ヒロインが翻弄(ほんろう)される
(冬ソナは記憶喪失の当人)
⋄どちらもヒロインは、「彼」のピアノの旋律を、何度も思い出す
⋄そのピアノソロが、イイ感じで、かつ、頻繁に挿入される
⋄主人公にゾッコンの、けっして報われることのないサブキャラがいる
『冬ソナ』のDVDボックスは、誰かに貸し、かつ僕は、誰に貸したかを忘れた。
『101回』は、永久保存版保存本棚に、今もちゃんとある。
コラム【101回目のプロポーズについて、じょーじのつぶやき】
⋄主人公の武田鉄矢さんと、弟役の江口洋介さんの掛け合いが最高。
ほぼコントで、「兄弟愛」という絶妙なスパイスがバッチリ効いていた。
⋄武田鉄矢さんの、ボーナスを競馬に全ツッコミしたときの演技が最高!
(「ば、ば、馬券!…です!」の、顔が最高だった)
⋄このときの浅野温子さんも、最高の演技だった。
(「本命でしょうね⁉」「なに、そんなの買ってんのよ!」)
⋄脚本が、あの、野島伸司さん。
「昔から『男』は弱かったの…」
「でも、昔の女性は、弱い男を、立てて、支えて、称えて…」
「女性が、強くしてあげてたの」
あるいは、
「彼の愛に『全力で応える』という愛があったのに…」
「私は、それに気づかなかった」
これらのセリフに、僕は、頭をハンマーで殴られた。
初めてドラマの脚本家が気になり、僕は調べたのだった。
※注1)一言一句、正しくはない。が、意味はとらえているハズ
※注2)すべて主演女優の、浅野温子さんのセリフ
◆愛の不時着についてボヤく
「分析」といえるほど、僕は、ちゃんと観ていない。だからボヤいてみる。
韓ドラだから致し方ないのだろうが、「冬ソナに似ているなぁ」と、思ってしまう。
『愛の不時着』と『冬ソナ』の共通点
⋄男性の主人公が、ともにピアノが弾けて、かつ、上手い
⋄男性の主人公は、ともに富裕層
⋄男性の主人公は、ともに無口
⋄男性の主人公が、ともにヒロインに不意打ちのキスをする
◆セリ
このドラマのヒロインが、セリだ。
韓国の大財閥の令嬢で、超~~~わがままな女性だ。
このセリが、ゆかりちゃんとかぶる。
共通点を上げてみよう。
ゆかりちゃんとセリの共通点
⋄容姿端麗
⋄パートナーに、まったくお構いなしに、一方的に話す
⋄そして、話し続ける
⋄天真爛漫
⋄わがまま、ともいう
⋄無言で、いきなり暴力を行使する
(ギリギリ『冗談』というレベルではあるが、どちらも、かなり強く叩く)
⋄口が悪い
⋄短気
◆ジョンヒョク
ヒョンビンが演じる、男性の主人公だ。
この、中隊長のジョンヒョクが、僕と被る。
共通点を上げてみよう。
僕と中隊長ジョンヒョクの共通点
⋄ともに、血液型がО型
⋄ともに、無口
(僕は、北国の生まれなので、それはそれは無口なのだ)
(故郷ではオシャベリ扱いされたが、東海地方では、僕は無口な男だ)
(ちょうど、ジョンヒョクと同じくらいの口数だ)
⋄ともに、アドラーの言う『課題の分離』ができている
⋄ともに、子どもに優しく、子どもになつかれる
⋄ともに、指が細く長い
◆〆
ゆかりちゃんからの『異論・反論』があれば、明日、それを記事にしよう。
なかったなら、『課題の分離』を解説しようかなぁ。
確定ではないが、そんな予定になる。
僕は、ゆかりちゃんのことを、ここで自由に綴っている。そのことを、
「これはちょっと、フェアじゃないなぁ」と思った。
なので、ゆかりちゃんに提案した。
「記事に不満があったら、その、ゆかりちゃんの言い分を記事にするよ~」
「ぷちインタビューをしてさ」
読者の中には、ゆかりちゃんの言い分が気になっている方も、いるかもしれない。
我ながら、良いアイディアだと思ったのに、ゆかりちゃんは、ぜんぜん食いつかなかった。
でも、きっと、今日のこの記事ならば、
「言いたいことは、山ほどあるで~」
と、ニヤニヤしながら言ってくるはずだ。
そもそも読みながら、すでに文句を言っているだろう。
僕は、そんなゆかりちゃんが大好きなのだ。
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