草野球にて。
最近、小学生以来、野球をみてるんです。いろんな動画配信サイトで中継したりもしているので晩酌のお供に見てます。
もともと野球自体がが好きなので、色々、見てみたいと思い、先日、地域の草野球の試合の見学に行ってきたんです。年下は20代から年上の方は70歳までいる年齢層の幅が広いチームがうちの地元チームでした。
地元チームの方のご意向でベンチに方にお招きを頂いて、監督らしきヨボヨボのおじいさんとその方よりは少し若めのコーチのような方の真横で試合を観戦していました。
すると、草野球なので、さほどレベルは高くはないのですが、試合はとても白熱していました。点を取って取られてのワクワクする試合で、草野球ならではの珍プレーもありながらおもしろ楽しい試合が展開されていました。
試合は最終回の7回裏、地元のチームが9-11で負けていました。その回の先頭打者がフォアボールで出塁しその後も相手のエラーやらチームのヒットで10-11と1点差まで追い上げました。
そして、1アウト満塁の大チャンスが訪れました。ベンチも固唾を飲んで見守っていると、横にいたコーチらしき少し若めの方が代打をコールしました。
審判に促されて、代打の打席の立ったのがあの監督らしき70代のヨボヨボのおじいさんでした。まさかの展開に僕は思わず「あんたかい!」っと言ってしまいましたが、両チームは特に気にかける様子はありませんでした。
そして、そのヨボヨボのおじいさんが打席に立ったのですが、なによりもビックリしたのが、草野球特有の金属性のバットやカーボン製のバットでもなく、プラスチックのタンバリンをバットに見立てて打席に立ちました。「チリンチリン」「シャリンシャリン」と音を立ててピッチャーに立ち向かいました。
見逃し三振でした。
せめて、スイングして欲しかったな。