対話して、信じて、待つのみ
2024年11月20日 雨
昨夜、子どもたち就寝後、妻と話す時間をつくる。
妻は、子どもたちとの関係に悩んでいるんだという。
例えば、日々のこんなことに困っていて、つい口うるさくなってしまうことに悩んでいるんだそう。
・ご飯を食べて欲しいけどなかなか食べない。
・お風呂に入って欲しいけどなかなか入らない。
・歯磨きして欲しいけどなかなかしてくれない。
・早く寝て欲しいけどなかなか寝てくれない。
全て子どものためを想ってのことで、つい口うるさくなってしまう気持ちはわかる。
でも一方で、強制しても親の想いは通じないだろうと思う。
今やりたいことがあり、やりたくないことを強制されても嫌なのは、子どもも大人も同じだろう。
それでも親が子どもに強制するのは、我が子のことを想うがゆえで、それ自体は絶対に悪いことじゃない。
が、いい意味で放置することも大切じゃないだろうか。
でも強制しなければ行動に移らないじゃない?と妻は言うが、失敗して自分で気がつくことこそ尊いって意見には、彼女も納得する。
極端にはなるが、ご飯を食べないなら、食べなければいい。お風呂に入ろうとしないなら入らなければいい。歯磨きしようとしないなら、しないで虫歯になればいい。寝たくないなら、寝不足になればいい。
宿題だって、やらないなら、やらないでいけばいいし、忘れ物だってしたらいい。
こうとだけ書くと極端に聞こえるが、私はほどほどに真面目に言っている。
人間は失敗したときに学ぶ。
我が子を想う気持ちはわかるが、ぜんぶ先回りして導き、失敗の経験をさせないのは、我が子のためになっていないかも。
あらためて冷静になっみるのもいいだろう。
そうして欲しい理由を、愛を持ってしっかりと子どもたちの耳に届くように伝えたら、あとは、信じて待つのみ。
子育て、いや、人間関係は、対話して、信じて、待つのみか?