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いい親父に、俺はなる
2025年2月19日 晴れ
今朝、次女とママが朝食のことで、軽い言い合いに。
次女は、パンにハムをのっけて食べたかったのに、ママがきな粉のクリームを塗ったんだと。
最近、次女とママの間で、うまく意思疎通できないことが原因で、小競り合いになることが多い。
聞いていると、どっちが悪いというよりは、お互いに言った言わないでヒステリックになりがち。もう少し丁寧にコミュニケーションを取るべきだ。
そんな感じの小言を言って、次女がいらんと言うきな粉クリームパンは、私が食べ、次女にはもう一枚、パンを焼いた。
朝食はご飯派だが、ひとまず、それで次女もママも気持ちが落ち着くなら、それでよい。少しずつ良い方向に進めばよい。
こうやって自分を犠牲にした善人のふりをして、子どもたちにいい顔をするのが、わたしは得意なのだ。いい親父に、俺はなる。
そして、新たなパンにハムをのっけて食べる次女が「いただきます」と言うとき、私は、彼女の指ボタン押すことを忘れない。いい親父に、俺はなる。
※指ボタンとは、次女の右手人差し指にあるらしい。彼女が「いただきます」する時、そのボタンを押さないと、彼女は、遅刻するシステムになっているらしい。
しかし、今日も変わらず、次女は、朝食後、コタツに潜り込んで出てこない。彼女の指ボタンは、ここ最近、ずっと故障しているようだ。
それでも、子どもの前で善人のふりをし続けている私は、「早くしてよ!」などと言うはずがない。
いい親父は、常に、平常心。早くして!は禁句。口ぐせは、素晴らしい。子どもとの対話では、どうしてそう思った?なんでだと思う?と、問いかけまくる。
今朝も、遅刻常習犯の次女に強制はせず、問いかけまくっていると、次女が、「あ、やっば!今日、◯◯組さん(2歳児クラスの子たち)と、手つないでお散歩行くんだった!遅刻したらやばい!」と言って身支度をはじめた。
私の問いかけなど、なんの意味もない。
いい親父に、俺はなる。
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