映画 暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー 真剣感想-ネタバレ-編
※5/3(水)公開「暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー」のネタバレonlyです。(主にドンブラパート)
ソノイ……………………………………………………………………………………………………………………………………
5/3(初日)の朝イチ回で見た後これ(↑)だけ書いて下書きに入れててワロタ
ソノイがタロウに貰った生命を返す云々言い出した時点で内心(やめな〜!?)って感じだったんですけど、そのあと変身体で戦闘に参加してくれたからほっとしてたら最後の最後に…綺麗なシーンだったね…😢
踏切の音がトラウマになりそう。
タロウ汁を返したあとのソノイ、本来ならすぐ動けなくなっても良いはずなのに一度は敗れたジロウのこと病院送りにするぐらいボコボコにしてたって事は最後の力を振り絞って戦ったって事なんでしょうか、昔から灯滅せんとして光を増すと言いますし…
あのタロウ汁の返し方にツッコミいれるどころじゃなくなってるの本当に無理だし、ドンブラザーズでこんなしんみりセンチメンタルになってるのっておかしいんじゃないか?と不安になってくるけどドンブラザーズはいつも様子がおかしい。
今回ドンゼンでタロウが死んでなかったとしても、来たるべき時が来たらソノイはいつでも同じ事をするんだろうな…。けっとうマジマジで一度死んだあとタロウの力で生き返ってからずっといつかタロウに返すべき生命と思ってたのかな…ソノイだから思ってたんだろうな…正しい男だな本当に…涙、涙
でもタロウはタロウ汁抜かれてもあのとき元気だったしソノイが命懸けで返さなくてもいんじゃね?
ソノイ、どれだけロマンチック耽美シリアス要員みたいなルックスをしてても、例に漏れずトンチキの餌食になるどころか最終的にはトンチキの渦中みたいなオモロキャラに育ってましたけど、根本的にはずっと正しくあろうとする清廉なキャラクターだと思ってるんですよね。
私がソノイを好きになったきっかけはめちゃくちゃ顔がカッコよかったからなんですけど(正直)、脳人の汚点になると言われてもケジメとして許しの輪を探したり、シゴロクに襲われた時もノニノザを逃がして自分一人で戦おうとしたり、タロウとお供たちの別れを邪魔させない為にソノヤ達に立ち向かおうとするような内面の高潔さも勿論好きで。
ソノシを誅殺しようとした時みたいに決断が極端に振り切りがちな所もまぁ…あるけども、最後はやっぱりできない!って踏みとどまってたしセーフでしょう。(判定甘め)
嘘を吐けないタロウを利用して騙し討ちした事もあったけどソノザが言ってたように戦士としては間違ってないし、でもそれに対して葛藤したり自分を恥じるソノイの真面目さ気高さ正しさが…好きなんですよね。清廉潔白完全主義を名乗るだけあるよね。
でもけっとうマジマジの時といい今回と言い残されるソノニとソノザの気持ちをあんま考えてなさそうなところはある。考えてないというか、それよりも正しさを優先しちゃう感じ。エゴだ~。
まあヒーローなんてある種エゴイスティックな人間じゃないとできないから…(特大語弊)
タロウって何でもできちゃうから勝手に1人で解決しようとして(獣人問題とか)、実際1人で解決できちゃうんだけど、もしタロウの身に何かあった時に、はるかや猿原達が悲しんだり傷ついたりするっていうことにガチで気付いてなさそうな不完全さがあると思ってます。真ちゃんはるちゃんの世界とかそれに気付けないままタロウに何かあった世界線なんだろうし…。
でもソノイは逆にそういうのちゃんと分かってる癖にそれよりも優先すべき事があるんだ…!ってやっちゃうタイプだからそれはそれでタチ悪いよ、好きだ。(剛田猛男)
そう考えるとタロウとソノイは似てるところもあるし真逆なところもあるなー。
だからドンゼンでソノイが死…………んだかもしれないのも、暴太郎戦隊ドンブラザーズ・ソノイのいちファンとしては納得しているというか、ソノイなら絶対そうするよな…と思うし、むしろとても美しい退場の仕方で感謝すらしてるんだけど、ソノイ推しオタクの人格が嫌だよ〜泣って泣いてます。心がふたつある。
それにあれこれ書いたけど、忍おじの「なんだカーチャン、寝てただけかぁ😂」って台詞もあったしソノイも疲れて寝てただけなんじゃない?って思いたいです。井上大先生のことはドンブラで知った人間なのですが、今作品だけでもわりと天丼させてるイメージあるし…。
できればそうであって欲しい!!ずっと9にんのドンブラがいいよ〜😭
(ていうかガチ退場だったとして今後10年20年のタイミングでソノイも富永さんも居ないの悲しすぎて耐えられない泣)
あとドンゼン前にどっかでFLT入っとけば良かったな~!ていうのは地味に反省。
ソノイの話ばっかになっちゃったから他の感想も書きます!
いくら自分宛てとはいえ不審ラーメンをあっさり食べるタロウ、やっぱり思考回路が人外…。
タロウって最強だし無敵なのになんかほっとけないというか迷子の子どもがそのまま大きくなったみたいな印象を受ける時がちょくちょくあります。
儚いとか脆いとは違うんだけど、しっくりくる表現が思いつかない。アンバランスだからそう思うのかな?最強なのに嘘つくとすぐ死んじゃうし。
ジロウはお供たちを買収したのは良くなかったけど、他は別にそこまで悪い事はしてないからちょっと不憫😢
戦い方のフォーメーションを決めるのだって別に作戦として間違ってないと思うんだけど、はるか達は結局”タロウの”お供だから合わないんだろうね…可哀相すぎる。
ルミちゃんの面影を追ってるジロウに切なくなってたから最後ジロルミに救いがあって良かった。救いで良いのかな…厳密に言えばジロルミではないんだよな…。
予告で散々教祖教祖言われてた猿原が自己啓発セミナーみたいな事やってたの、ほんとに嫌すぎて笑った。なんだよ猿原塾って…。
「若い者を導くのも悪くない」←この台詞、お前もまだ21歳だろ!って内心つっこんでしまった。
猿原の場合、金目当てじゃなくて良かれと思ってやってるのが逆にタチ悪いですよね。教えを乞う人々へ講釈を垂れる事に多少気持ち良くなったりはしてそうだけど。
あとタロウが「よく雇って貰えたな…」ってしみじみ言ってたのストレートに失礼で面白かったです。
イキリつよし再来。もう逆に部長と仲良しでしょこれ。
夏美さんに「翼と会わないでよ!私の元カレだよ?気まずいでしょ!」って怒られてても全然聞く気なさそうなの、めっちゃつよしで良かったな。気は弱くても我が強いのが雉野つよしという男ですね。
でもやっぱりつよみほが好きだったからちょっと寂しい。鶴の獣人さんに思いを馳せてしまう…。
犬塚×ソノニのカップルが大爆発しててマジで凄かった。GロとかFLTのレポでもチラホラ犬×ノニ要素は感じてたけど、本編軸でもそうなんだ…。
ソノニがすっかり恋愛脳で可愛すぎたのと、犬塚からも矢印が出てるのが今回分かって良かったです。ふつーに萌えちゃう。
ソノニが翼の意見は全肯定♡に見せかけてちゃんと疑問に思ったり案じてあげたりしてるのも良かった。プレバンであのラブラブ指名手配ポスター売って欲しい。
はるかだけはジロウから買収されてる訳じゃなく勝手に調子に乗ってんの、めっちゃはるかで良かった。
これははるかに限ったことじゃないけど、俗っぽい描写をされてもただの嫌なキャラクターにならないのが凄いな~。
ホスト遊びしてるのかと思ったけど、イケメン編集者侍らせてカラオケしてるだけだった。(それもどうなんだ。)苦々しい顔をしながらついてきてたソノザ編集長可愛い。すっかりはるかの保護者だね…。ソノザの眼鏡姿萌え。
ていうか今回ソノザがめちゃくちゃ良かったですね!!!かっこよかった!!!
ソノイ推しとはいえ全員大好きなドン箱推しオタクなんですけど、ソノザの株が改めてグイグイ上がりました。
今回一番ヒーローの信念を貫いてたのはソノザだなあ。あとドンブラザーズの方針についてジロウと剣を交え潔く去ったソノイもか…。
最後のおでん屋でのノイノザのシーンも良かったですね…。あそこで主人公かつソノイとも何かと縁の濃かったタロウじゃなくてソノザが来るの、上手く言えないけどいい演出だなあって思いました。
タロウとソノイの関係性もいいけど、脳人達の関係性も大好きなので…。ソノザがソノイの店に来慣れてる感じも良かったし、それがまた切ないよ〜…。
ゼンカイパートはずっとハッピー♪で楽しかったな。みんな可愛いし癒される。本当にマスターと介人が別人すぎて凄い。あとカラフルとどんぶらが砂嵐のなかでリンクする演出、厨二病だから普通に興奮しました。
10話までしか見ずに行った私が悪いんだけど冒頭でセッちゃんに本編最終回辺りのの盛大なネタバレされたの地味に面白かった。普通に先のあらすじ読んだりしてるので問題無いです。
ゾックスが海賊として有能すぎて、介人があの時ゼンカイトピアに手出しさせない約束取り付けてた事でしれっと世界の危機を救ってるの面白い。
操られてたとはいえ約束破って悪かったな…てなるゾックスもいい子で可愛かった。
ハカイザーさんの事も気になるから早く本編で出会いたいです。スーツアクターさん確かソノイもされてた森さんだよね?
ていうか最終回迎えてもリッキーとカッタナーってあの姿なんだ。SDキャラ可愛いから私はいいんだけど…。
来年のVS映画の存在が頭からすっかり抜けてて、ドンゼンのラスト見た後「これこの後ソノイ関連何年待たされるの!?」って戦慄してたんだけど、ドンブラザーズVSキングオージャーがあって良かった…無事ありますように…。
1年待つだけならインフィニティウォー〜エンドゲームの時にもやったし大丈夫!
助けて〜!