ガス屋漫画【ガス屋で〜す‼︎】3話こぼれ話
はじめに
この記事は、
ニュースサイトGigazineに掲載されている
わたくし毎日日毎が描いている
ガス屋で〜す‼︎
というガス屋漫画の解説になります。
ネタバレを含みますので、
未読の方は、ぜひご一読のうえで
この記事をご覧いただけると幸いです。
3話はこちら↓
1話はこちら↓
3話でピックアップされたこと
・シリンダー配送
漫画の冒頭でもありますが、
シリンダー配送とはガスボンベの配達のことで、
ガス屋の収入のひとつ。
配送員が、ボンベを2輪車だったり、手でころころと
回して運んでいるのを見たことがある方も
多いのではないでしょうか。
一応資格が必要な業務で…と言ってもこの辺が
微妙なところで、販売第二種主任というまあまあ
ちゃんと勉強しないと受からない資格が必要、
という人がいれば責任者が販売第二種主任を
持っていればOKという人もいます。
後者であれば、シリンダー配送をする人が
保安業務員、もしくは調査員という資格は
必須なようです(保安業務員と調査員は
配送伝票に記載されている点検業務が実施できる
資格なので、配送員のみならず、ガスの検針員も
必要で、販売第二種主任はそのふたつの資格は
免除されます)
シリンダー配送員は、担い手が減少傾向にある仕事なので、
体がまあまあ丈夫な人はぜひ求人を探してみてください。
3話では描き切れなかったですが、
お客様がいない時でもお邪魔してボンベを交換させて
もらってます。
お客様によっては、あいさつ程度の立ち話どころか
居間に招待されてお茶菓子をいただきつつ雑談することも
あります。
お年玉をもらったこともあります(こればっかりは
ガスの仕様頻度が高く週一で行ってたので顔も名前も
覚えてもらってたというのもあるでしょうけど)
ただボンベを交換すればいいというものではなく、
ちゃんと挨拶ができるか、それなりのコミュニケーションが
できるかなど、話好きな人が結構向いてる仕事かなぁとも思います。
3話は時系列的には5月から6月あたりで、シリンダー配送的には
閑散期なので、キユも添乗しやすかったタイミングだったりします。
冬の繁忙期ともなれば閑散期の三倍以上の仕事量になります。
比喩でなく。
漫画の描写のようにお客様が差し入れをくれたり、
仕事の依頼があったりもします。とんとん拍子で
リフォームなど大きい仕事をもらえるときもあったりします。
3話の新キャラ
今回の新キャラ、名高。たぶん27歳くらい。
もうちょっとイケメンに描いてあげればよかったなぁと後悔。
もともと違う漫画(別のガス屋漫画、2話こぼれ話参照)で
登場していたキャラを引っ張ってきたのをそのまま使ったんですが、
今思うとデザインをそのまま流用する必要はなかったなぁと。
3話以外に登場が多い、話や物事の起点になることも多いキャラです。
3話から背景が進化してます
当時、3話を納品した際、
編集さんに背景の色味をもっと落とすように
アドバイスをいただきました。
というのも、背景にキレイな色というか
派手な色を使うとキャラが目立たなくなるから。
白黒漫画であれば背景は主線より細い線で
描くって手法が主になってくると思いますが、
カラーはそういう区別方法があるので、
普通に背景を描いて不透明度を下げるなど
すればそれだけで差別化できるので、
カラー漫画の有利なところかなぁと思ってます。
電子書籍化のお知らせ
と言っても発売日はまだ決まっていませんが、
電子書籍化に向けて鋭意編集中です(編集の方が)
もちろん表紙は描きおろしで、おまけも
たくさん掲載されています。
詳細が発表されたらそちらのこぼれ話も
していこうと思います。
10か月ぶりの更新でした。
今後もこぼれ話を
やっていこうと思います。
(できれば時間を置かず)
ではまたー。