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ポスカで植木鉢を塗ってみた

園芸をはじめてもーそろ1年半ほど。
慣れてくるといろんな欲がでてきます。
かっこいい鉢とかほしくなりますが
なかなか自分の好みの鉢と出会えないので、
試しに作ってみました。

基本的にプラ鉢が好き。
かつ、肉厚な縁が好き。
そこで選んだ鉢はこちら。

セリアのストーン風プランターA。
縁が肉厚、かつプラなので軽いです。
たぶん3号鉢くらいです。
塗る材料はこちら。

ポスカとセリアの水溶性つやだしニス(透明)
ポスカは耐水性なので、ニスも水性で塗ります。
油性のニスにするとポスカが溶けて
ぐちゃぐちゃになるかも(わからんけど)
田舎に住んでいるので、なかなかポスカを単品で
売ってるところがないのが今回いちばん苦労
したところです(汎用性の高い黒と赤の単品は
ドンキとかホムセンで売ってます)
画像にはないですが、ヤスリも必要です。
塗るとこんなかんじ↓

ええやん。
こういう釉薬が垂れた感じ、
そしてカラフルな鉢がほしいのです。
3Dプリンター鉢でたまに見かけるけど、
白黒しかないし(白黒もかっこいいけど)
けっこう値は張ります。垂れ部分が
立体だったら申し分ないけどそれは無理なので。

鉢底は塗ってません。
鉢底が開いていない商品なので開けました。
開けた後に気づいたけど、この穴の位置にすると
置いたときに水の抜けとか乾燥がしにくそうなので、
格子の入った場所に置くなりしないといけません。
次回作る時はへこんでる十字部分にスリット状の
穴を開けようかと思います。

■作業手順■
①鉢底に穴を開ける
②鉢の外と、内側の1/3くらいにヤスリをかける。
 ※ヤスリは荒くて大丈夫です。ポスカが食いつきやすく
 するためのヤスリがけだし、ポスカでぐりぐり塗ると
 ヤスリがけのあとは見えなくなります。
③ポスカを塗る
 黄色を塗ってから水色を塗っています。
 ポスカのいいところは、塗ったところを重ねて
 塗っても下の色の干渉がないところです。
 なので、塗る素材が真っ黒でもちゃんと
 しっかりヤスってしっかり塗れば、
 黒を真っ白にもできます。
 塗り重ねる時はしっかり乾燥させましょう。
④ニスを塗る
 うっかり塗り終わった画像を撮るのを忘れましたが、
 すごいツヤツヤになりました。
 4回重ね塗りしましたが、ポスカが溶けることは
 なかったです(念入りにグリグリやってたら
 溶けるかも)

最後に、どれほどの耐久力があるか検証します。

いつも使っている無機質用土を入れて、
真夏の炎天下、夜明けから
11時くらいまで直射日光が
あたるところに2週間置きました。
水は植物と一緒に毎日夕方に
しっかり鉢の外もかけました。
3日に1回ほど、ローテーションで
薄く割った液肥と活力剤も
植物と同じようにかけました。
結果はこちら↓

4回塗ったニスは、3日ほどで全部落ちました。
縁の塗装が少し欠けました。
色もちょっとくすんだかも?
個人的につやつやよりマットな質感が好きなので、
全然気になりません。
欠けたところはポスカで簡単に修繕できます。
室内で先の細いジョウロで土に水やりしたり、
葉水をしたりする程度なら、
今回の検証よりも劣化は少ないかもです。
ニスを塗っておかないと
何か固いものが鉢に当たった場合
塗装が剥げるかもしれないですが。

個人的には実用可能としました。
(ただしもうニスは塗らない)
自分は塊根植物の2号~2.5号程度の
ものを多く育てていて、
それ以上大きくなるのを
そんなに望んでいない株に
使っていこうと思います。
冬は室内で管理するので、
ダイソーかセリアか
忘れましたが、2.5号がすっぽり
入るプラの鉢カバーが
あるので(鉢カバーという名で
売ってるかは忘れました)
ポスカで塗って、植物を入れて飾れば
気分がよさそうです(自分の)

油性の塗料とか、マスキングしてスプレーとか
キレイで丈夫に仕上げるもっといい手は
あると思いますが、
ヤスってポスカで仕上げるだけという
とっかかりやすさ、手軽さが良いと思います。
一色で塗るだけなら500円もかからないので、
よかったらチャレンジしてみてはいかがでしょう。
もう何点か塗ろうと思ってるのでまた記事に
しようと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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