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BEASTARS

はぁ、こんな気持ちになったのはいつ頃だっただろうか。

私はとあるアニメを見て、わかり会えない葛藤を抱くことになった。
そのアニメは「BEASTARS」。

擬人化された肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界を舞台に、全寮制の学校「チェリートン学園」へ通う動物たちの群像劇が描かれている本作
2021年10月時点で累計発行部数は750万部を突破している。

主人公のレゴシは世界の強者である肉食動物のハイイロオオカミだ。
しかし、なるべく目立たないように目立たないように影に隠れて生活している。

反対にネザーランドドワーフのハルは、たくさんのオス動物と関係を持ちながらも「私はどうせ食われる運命」という宿命を背負っている。

この二匹はうさぎと狼という真反対の立場にいるのだろう。

しかし、レゴシがハルを本能的に食べようとしてしまった(結果的に理性で止まった)事件がきっかけで好きになってしまう。
ただハルは覚えていないことから「いつあのことを告白すればよいのだろうか」と葛藤してしまうのである。

この作品は非常に引き込まれる要素を持っており、NETFLIXであっという間に見てしまった。

学校内での葛藤はもちろんのこと、本来なのであれば結ばれるはずがない恋愛模様など、非常に昔を思い出すものがある。

はぁ、学園ものなんて(この作品を学園モノと呼ぶかどうかはわからないが)自分には合わないと思っていたのに・・・。
こんなに引き込まれて「次が見たい!」と思わせられるなんて。

もしかしたら私は学生時代に未練があるのかもしれないな。

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