自分がどこに価値を感じるかで考え方も変わる

自分の仕事に関して感じたことを今日は書きます。


私自身、今の仕事に関して、自分が向いてるのか向いてないのかわからないことがあるし、やっていけるのかなとか思ったことも多々ある。

ADの仕事は、仕事の入りも終わりの常にイレギュラーで臨機応変に行動することが大事とされる仕事についてるからこそ、その点で、朝めっちゃ早い時は、嫌な気分になったり、夜遅かったり帰れなかったりすると、元気もなくなって、

こんな働き方嫌だなって正直思うことがある。

だけど、昨日そんな思いが一気に飛んでった。

自分だけが辛い思いしてるだけじゃないし、自分たちの下準備があるからこそ、こうやって演者さんたちが輝けてるし、彼らも彼らで仕事を一生懸命してる。

仕事ってバトンなのかなって思って。

自分の今やってる仕事が誰かのためになって、またそれもまた別の人のためになってる。

それを昨日は肌で感じることができて、すごい感動したし、何回も涙がこみ上げてきた。

一番、やりがいを感じる瞬間だったし、何よりも、演者さんたちの仕事に一生懸命な姿を生で見たら、自分のグチとか仕事に対しての態度ってちっぽけだったなって反省した。

この日のために彼らも彼らで、練習したり、準備したりして。ただ存在してればいいっていうものじゃないから。

彼らも彼らで、毎回の仕事に命をかけてるような、真剣さを身近に感じて、自分ももっともっと全力でそれを支えてあげたいなと思うようになった。


収録の日以外は、リサーチリサーチリサーチで、ひたすらパソコンと向き合う時間でしかないけど、それでも、その時間がなければ、成り立たってない。

そんな一つ一つの努力がここに全部繋がって完成してるんだなって。

深夜過ぎに家に一回帰って早朝から夕方まで、ぶっ通しで動き続けて身体的には疲れがあったけど、心はとても満たされてて、仕事がとても楽しくて、長いようであっといまに終わった。

この仕事が好きだなって思った。

みんなからもらうパワーだったり、仕事ぶりを見て、もっと見習いたいと思ったし、尊敬できる人がたくさんこの業界にはいるんだなって。

演者さんの全力な姿や彼らも芸能人でありながらも一人間だから、苦手なことは苦手だし、練習や準備をしないとちゃんとはできない。そんな当たり前のことを忘れかけてて、みんな完璧な人間、みんなはただテレビ出てお金たくさんもらってるだけじゃんって思うところがあった。

だけど、ほんとに違くて。ほんとは誰よりも努力もしてて、見えないところでの頑張りが計り知れないんだろうなって。浅はかな気持ちをしてた自分を心の底から、殴ってやりたい。

今では、そんな人たちともっともっと出会っていきたいし、自分自身もいつか、そんなパワーを与えられるような人間になりたいと思った。

そんな日が来るように今をもっと頑張る。

日々の仕事が大変でも、自分の中での一番のやりがいや感激するポイントなどを改めて考えたり、見つけられたりすると、今の仕事がもっと楽しくなるんだということに、気がつけた日でした。

前に、やりたいことの見つけ方を皆さんに問いたことがありますが、

その答えを見つけられたような気がします。

自分の好きな瞬間だったりを見つけられていなかっただけで、今でもこの仕事を続けているってことは、少なからずこの仕事がまだ好きで、でもなんで好きなのかが見つけられていない状況だったんだと思います。

いつか、ディレクターやプロデューサーになって、自分自身で視聴者を楽しませられる番組を作りたいと思う。


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