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10年間、自己啓発書に縛られていた僕が目を覚ました日/現場作業員×株式投資=底辺脱却③


20代前半、22歳くらいの頃。僕は仕事が全くできず、上司に怒られる毎日を送っていました。どうしても現実が辛く、何か救いが欲しかった僕は本屋に足を運びました。
そのとき初めて手に取ったのが「自己啓発書」でした。

読むと、前向きな言葉や新しい知識ばかりで、自分の悩みが薄れていくような感覚がありました。「これがあれば、遠くに行けるかもしれない」そう思い、気づけば毎週のように本屋に通い、新しい自己啓発書を探す日々が始まりました。


自己啓発書に救われたつもりが、現実は…

しかし、現実の僕は何も変わりませんでした。仕事では相変わらずミスを連発し、上司に叱られる毎日。同期たちはどんどん成長し、職場でも信頼を得ていました。一方で僕は、同期の中で最下位の仕事ぶり。

それでも本を読むと、「これで自分は成長している」と思い込んでいました。同僚と居酒屋で話すときも、意識高い系の話ばかりを熱く語る僕。彼らは休日を楽しみながらも、仕事では確実に成果を出しているのに、僕はただ「本を読んでいるだけ」。今思えば、妙なプライドに支配されていたのだと思います。


10年続いた「行動したつもり」生活

自己啓発書を読むたびに、行動している気分になっていました。でも、実際には本を読んで座っているだけ。現実では何一つ変わっていなかったんです。そして気づけば、そんな生活が10年間も続いていました。


目を覚まさせてくれた親友の言葉

2022年10月11日、僕は親友にある自己啓発書の内容をスクショして送りました。そのとき返ってきたLINEのメッセージが、僕の目を覚まさせました。

「本気なら、いくつになってもやれないことはない。けど、今動けないやつはマジで一生動かない。頼むわ、説明に10年は長いやろ!やるなら何かやろう!頑張れ!」

この言葉を読んで、僕は自分が何もしていないことに気づきました。その親友は、ブラック労働から脱出するために不動産投資を始め、現場系の仕事で独立していました。スタートは同じだったはずなのに、僕は自己啓発書を読むだけ。彼は行動し、結果を出していました。この差は当然です。


自己啓発書を捨て、本当にやりたいことを考えた

親友の言葉を受けて、僕は家にあった自己啓発書をすべて捨てました。そして、自分が本当に何をしたいのかを考えました。高尚な理由はいらない。ただ、自分の本能が求めることを素直に見つめることにしました。


やりたいこと、見つけたこと

僕がやりたいことはこうです:

  • 資産を作り、高級なお姫様たちと遊ぶ。

  • 美術館やお寺、図書館でゆっくりと時間を過ごす。

  • グレーゾーンの子供たちに、資産作りの技術を教え、未来への希望を与える。

そのために何をすべきかを考えました。不動産投資、YouTubeなどいろいろ試しましたが、結局僕には「株式投資」が最も合っていると気づきました。10年間遠ざかったり戻ったりしていたけれど、今度こそ本気で取り組むと決めました。


行動することでしか変われない

自己啓発書は悪いものではありません。でも、それを読んで「行動したつもり」になることが最大の落とし穴です。本当に変わりたいなら、小さな一歩でもいいから動き出すしかない。それを教えてくれた親友に、そしてこれまでの自分に感謝しながら、僕は前に進んでいきます。

あなたも、もし「読んでいるだけ」になっているなら、ぜひ行動に目を向けてみてください。一緒に変わっていきましょう!

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