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枕草子 第131話 暁に帰らん人は(3)

清少納言先生:続きをお願いします。
舞夢    :了解しました。

格子を押し上げて、妻戸のある所などは、そのまま寄り添い
「昼の間、あなたに逢えないことが気になるのです」などと言いながら、いつの間にか音もなくいなくなってしまうのは、それはかえって味わいが深い。

清少納言先生:はい、そこまでで。
舞夢    :べったりと付添いながら、いつの間にか姿を消すんですね。
清少納言先生:お別れを、はっきりとしないの。そんな感じです。

・・・なかなか、微妙な男女関係。

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