被告人 ブラゴーリ
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕は毎日大谷翔平とオリンピックを追っかけています。
それでも不思議と「運動したい」と言う気持ちは全く湧いてこない不健康男子です。
さて今日は泥水すすり隊の最年長コンビでもあり、芸人から厚い信頼を受けているブラゴーリさんのお話をしようかと思います。
思い返せば去年大ちゃんさんも泥ススメンバーひとりひとりのnoteを書かれていたので、そのパクリじゃないですけど今日は泥スス新メンバーからみた二人のことをたくさん書いていきます。
まず「右肩左肩つかだぁ」でおなじみ塚田さんに関してなのですが、この人は本当に笑いの天才です。漫才・コントの動きや表情ももちろんなのですが、コーナーなどの平場の時の塚田さんのボケは計算とは無縁の完全に感覚で培われた笑いで、若手芸人が一番憧れる笑いの取り方をしています。
ナミダバシのたくみさんもことあるごとに
「塚っちゃんは大学の時から天才だった」
とおっしゃっており、あの笑いの取り方は天性のものなのだと感じさせられます。
さらに言えば、先ほど計算とは無縁と書きましたが、それは語弊であり塚田さんはめちゃくちゃ空気を読んでいます。「今ここでこうしたら面白いよなあ」の察知能力はずば抜けており、それに天性の表現力が加わることで芸人・お客さん問わずその場にいる人全員を笑いの渦に巻き込んでいるシーンを何度も見かけました。
それ故たくさんの人に愛され、先輩同期後輩問わず芸人の中で誰も塚田さんを嫌いな人はいないと思います。
しかし唯一欠点をあげるとするならば全てのことにおいて「信じられれないくらい適当」です。
こちらをご覧ください。
こちらは金魚番長の箕輪がTwitterにあげていた写真で、劇場に入った際名前を記入する用紙なのですが、上から3番目。ブラゴーリの横の文字。
もうほぼ陰毛です。
これが塚田さんのサインなのですが全く塚田と書く気がない。
オドるキネマ南さんを見習って欲しい。
なんなら衝撃デリバリーかつやまさんのように体温まで書いて欲しい。
そんな思いはあの両肩モンスターには伝わりません。
それ以外にも
神保町のライブのネタ提出はいつも過ぎたり、ギリギリだったり
ネタ尺も5分のところ11分30秒やったり
漫才限定のライブでコントを用意して社員さん、スタッフさんを困らせたり
とその適当ぶりは留まるところを知りません。
うんこした後も適当にトイレットペーパーで拭くので塚田さんのパンツはいつも茶色いです。
白のパンツだったら終わっています。
それを「嗅いで嗅いで!」って後輩に嗅がせてくるのでもう終わってるのかもしれません。
次に「お団子だいちゃん」でおなじみ大ちゃんさんについてなのですが、大ちゃんさんも塚田さん同様平場での笑いの嗅覚が冴え渡っていると思います。
自分がボケるターンの時でももちろん素晴らしいのですが、それ以外の周りの人がボケている時に大ちゃんさんのツッコミ・指摘でみんなが気づかなかった笑いが生まれることが多いです。
塚田さんが何かしたときには、大ちゃんさんも続いて塚田さんにツッコミやエピソードトークを軽く挟み、コンビとして理想の笑いの取り方をしているのが羨ましいくらいです。
特に昨年3月まで幕張でやっていたユニット「幕張華連隊」(ぼる塾さん、ブラゴーリさん、元のどかさん、まんぷくユナイテッドさん、そいそ〜すさん、サンタモニカからなる若手ユニット)の時に大ちゃんさんの裏回し能力や、笑いを見つけるポイントの多さに後輩ながら、「こう言う立ち回りがあるんだ」と何度も勉強させてもらいました。
さらに大ちゃんさんは自分のやりたいと思った所はとことん頑張る人で、そういった努力家の面もすごいなと感じます。
泥ススに入る前はライブにもたくさん出ながらもひたすらバイトをして、若手芸人では考えられないくらいのお金を貯めたり、バスケや美容に関してもかなり力を入れて頑張っているように感じます。最近ではもっぱら筋トレにハマり、楽屋でいちいち鍛えた筋肉を見せてくるのは面倒臭いですが、芸人になってからあまり熱中して頑張っているものが無い自分からすると、大ちゃんさんのそういった頑張る姿は刺激になります。
さあこんだけ褒めたから欠点言っても怒られないだろう。
大ちゃんさんの欠点は「塚田さんの横にいてまともそうな雰囲気出しておいて全然しっかりしていない」ところです。
そもそも先ほど述べた塚田さんの適当すぎるが故に起きた事件も、相方の大ちゃんさんがまともだったら起きなかったことばかりです。
・ネタ提出が遅れる、ギリギリになる
・ネタ尺5分のところ11分30秒やる
・漫才限定のライブでコントを用意する
これらは全て未然に防げた事件であります。
それをツッコミという立場でありながら、指摘しないのは大ちゃんさんもまともな人間ではないから起こることであります。
これら以外にも以前衝撃デリバリーさん主催の「ボケ・ツッコミを入れ替えてする漫才ライブ」において大ちゃんさんは何故か顔を真っ青にメイクしゾンビ役で漫才を披露してました。多分これは塚田さんの考えなのですが本来のライブの趣旨とは大きくズレています。それを指摘せずにそのままゾンビ漫才を披露するあたり、大ちゃんさんの異常さが見受けられます。
極めつけは先ほど説明した「幕張華連隊」のライブの際、支配人が大ちゃんさんに置きチケ(来る予定のお客様と芸人がDM等でやりとりし、受付に前売りチケットをおいておくシステム)が何枚あるか確認すると「9枚です」と答えたのだが、実際に来たお客様は2人で、温厚で有名な幕張の支配人が「どういうことなの?」と詰め寄っていた事件がありました。
このようにブラゴーリは2人とも異常であり、芸人として、人間として裁かれるべきコンビなのです。
そんな2人を裁判にかけるライブが8月12日(木)19時から神保町よしもと漫才劇場で開催されます。
8/12(木) 19:00〜配信あり「ブラゴーリ裁判」
このnoteで記した事件、それ以外の関係者からの証言を踏まえブラゴーリさんに判決を下します。
面白いライブになること間違いなしなので皆様ぜひ劇場にいらしてください。
これ以上この2人がこれ以上暴走しないよう見届けましょう。