メンヘラの魔力と魅力
ご無沙汰してます。
実は三度の飯並みに恋バナが好きなマイムです。
久しぶりにnoteを書くにあたって「お笑いのことばっかかいてもな〜」と思いたまには恋愛トークをしようと思います。
ということで今回の議題は「メンヘラ」。
もう恋バナにとってこいつは欠かせない存在ですね。
油そばとお酢。
下北沢とバンドマン。
自宅待機とNET FLIX。
この例えを考えるのに10分悩みました。
そもそもメンヘラという言葉は2ちゃんねるなどのネット掲示板から生まれ、twitterに派生し2010年頃から使われる言葉になったそうです。
ということは僕が中学生の頃から流行った言葉。
もっと前からあるもんだと思ってました。
さてなぜこのワードを今回のテーマにしたか。
何を隠そう僕自身がメンヘラだから!!!
とかではなく僕が高校1年生の時に付き合った彼女が歴代最強のメンヘラだったからです。
もうそれはすっっごかったんだから。
束縛束縛で。
でもそれがクセになってくるというか。
彼女の言動行動に頭を悩ます反面、彼女に夢中になっていったこのメンヘラの魔力と魅力を皆さんと共有したいと思い、筆をとりました。
いやnoteなら「キーボードに手を置きました」が正しいか。
まずそのメンヘラ彼女ちゃん。
ここでは僕の好きな小池栄子さんから名前を拝借し、栄子ちゃんとしましょう。
栄子ちゃんと僕は高校1年生の時同じクラスになりました。
その学校は中高一貫の高校で、栄子ちゃんは内部進学組、僕は高校受験組で、入った当初周りから聞く栄子ちゃんの評判は
「中学から結構モテて、彼氏もたくさんいた。そしてちょっとエロい」
最後の言葉が思春期の僕の心を揺さぶるのは想像にた易いでしょう。
しかし彼女を作ることよりもまず学校生活に慣れること、友達を作ること、そして初めての中間テストとやることがたくさんあった僕は、栄子ちゃんと特に話すこともなく、2ヶ月ほどすぎました。
事態が動き出したのは6月。
文化祭の出し物を決める話し合いがホームルームで行われたのですが、そこで僕はクラスをぶん回して、自分でいうのも恥ずかしいですが何度も爆笑を取りました。
ここで学校カーストのランクを一つあげましたね。
さらに嬉しいことにその日の夜栄子ちゃんからLINEが。
内容はあまり覚えていないですが
「明日の宿題やった?」
「まだやってないよ〜」
「えー終わってたら教えてもらおうと思ってたのに〜笑」
「人に頼んなよ笑」
のような高校生LINE入門編のような会話から始まったと思います。
そこからはずっと「ちょっとエロい」というのが頭によぎりながらメッセージを交わし、2週間ほどで栄子ちゃんと付き合うことになりました。
もうそれは楽しい毎日で。
学校から一緒に帰って映画を観に行ったり、
LINEのホーム画面を揃えてみたり、
学校近くの公園で2時間くらいベンチでイチャついたり、
毎日寝る前4時間くらい電話したり、
授業の合間の10分休みは彼女がずっと膝の上にいたり、
はいみて分かる通りどんどん愛がエスカレートしていっています。
周りから見たら確実にバカップルです。
でもそんなこと微塵も感じず、どんどんと彼女に夢中になり、気がつけば1学期の期末テスト。
中間テストでは450人中60位くらいとっていた僕の成績は280位程まで後退し、担任の先生にも「お前あからさまに下がりすぎだぞ」と彼女の存在を勘づかれました。
流石にその時は反省しましたが、もう栄子ちゃんがいることが僕の幸せ。
夏休みは花火に行き浴衣姿に興奮して、ディズニーも行ったり、お台場の砂浜にハートマークを書いて二人で写真を撮ったりとバカップル継続で楽しい時間を過ごしました。
そして楽しかった夏休みも終わり、2学期になったのですがここで事件の火種となるイベントが発生します。
席替えです。
今まで栄子ちゃんは同じ列の一番前にいて、僕は前から4番目くらいの席にいました。
しかし学期が変わり席替えが行われ、出席番号順にくじを引き、新しい席に。
僕はまた同じ列のしかも前から2番目。
今まで後ろの方での自由にやっていたのが、先生との距離が近づき最悪だと落ち込みながら席を移動すると、後ろには栄子ちゃんの姿が。
「え嘘?席ここなの?」
「マイムの後ろ引いちゃった〜笑」
栄子ちゃんが僕の後ろを引き当て奇跡のバカップルフォーメーションが完成したのです。
この時先生は頭を抱えていました。
しかし僕らからすると最高の結果に。
ロマンスの神様にありがとう。
もちろん前後になってバカップルはヒートアップし、授業中に手紙を交わしたりしてこのフォーメーションを思う存分楽しみました。
しかし事件は起きます。
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