舞台と、芝居と。
今月は宝塚と小劇場、全くテイストの違う舞台を2本観に行きました。
久しぶりだなぁ。
20代の頃、それこそ大劇場から小劇場まで、舞台、芝居を観に行きまくってた時期がありました。
20代の頃、仕事もプライベートもなんもかんも、けっこうしんどい時期でした。
自分の感情、心をフリーズさせてた10年。
感情は五行で言うと「水」です。
自分の内の「水」が震えるとね、感情が溢れちゃったり暴走しちゃったりするから、とにかく動かさないように、どうかしたら凍らせて生きてた感じがする。
震わせずにいたら、とりあえず何事もなく毎日をやり過ごせるから。
でも「水」の性質は本来動き流れるもの。
流れるものを閉じ込めていると、やっぱり苦しい。
だから当時舞台を観に行きまくっていたのは、無意識に閉じ込めていた自分の「水」を震わせるため。動かすため。
舞台が、芝居があったから、20代の私、心を死なせずにすんだ。