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とりあえず…写真展示お疲れっ!の話

※文章の中に生々しい血や生理の話も出てきます。
苦手な方はリターンをお願いいたします。写真は掲載していません。


9/4〜8まで今里にあるギャラリーbeatsさんの
企画展示に出展していました。
展示後記を書いてます。

今回のテーマが『fake blood』ということで
ハロウィン的な時期もあってか、いつもより?
過激な演出でも挑めるゾっと…思い門を叩いてみました。

初めて展示するギャラリーだったので
ドキドキしながらの展示期間でしたが、
直接の反応を頂けたので嬉しかったです。
(在廊が難しいため感想をもらうことはめったにない。)

今回、組写真9枚を使って表現したかったのは

女性にしかわからない見えない痛み。

女性がずーっと悩まされている生理現象を
パーツ撮りも含めてやってみました。
深い意味は特になく…感覚で撮っているため
出来上がった写真群をみて、
みなさんのいろいろな解釈を教えて下さったのは面白かったです。
撮影者からは見えてない部分もあるので💦
分かりやすいように配置はしてました。
分かんなくてもいいかな?とも思ってましたが・・・。


2、3年前にちょうど福岡で開かれる企画展示用の写真準備をしていた時に作った写真を軸に残り8枚は今年新作を撮りました。
当時、ニュースでは東京オリンピック開催に向けて表沙汰になった問題やジェンダーの話題をマスコミが連日取り上げてばかりでテレビを見るのも疲れたなぁって思ってた時でした。
なんで、痛い思いや苦しい思いは目に見えないのかな?
弱い人や女側だけなん?といった疑問が湧いてきて
ちょうど自分自身も生理がきて精神的にも肉体的にもしんどいのもあり
風呂場やトイレで勝手に流れていく血をみながら
これを可視化できんかなーと。
毎回どのくらい血液が流れていってるのかな?
ためてみるかと。
結果、そうそう、溜まるわけがなく・・・
そうして溜まった血の塊を使って撮影。
なかなかタイミングよく溜めれないし
衛生的にもなので急いで撮って廃棄、消毒もしました。
スタジオなんてないし、ありあわせの器材で撮影。
デジタルも撮影し、120フィルムでも撮影。

その後も大阪や京都の企画展にて、パターンの違う写真を
別の組み合わせの中で使わせて貰いました。また印象は違ったと思います。
今までの展示作品は私のインスタグラム内のハイライト『過去写真展』に収納してますので見比べてみてください。

今回使った写真について
イメージイラストを描いてそれを元に撮影してみました。
頭の中だけだと上手く作れないのでこれはとても良かった。
セルフで撮影だといろいろと限定されてしまうので。
今回は全部デジタルカメラの写真です。

カラーとモノクロどちらも使いました。
モノクロ一色で…も考えましたが
せっかくの企画だしカラーはあまり展示には出してないので出しました。
血は一見すると重く暗くきついイメージはありますが、
血のりを使っての撮影でキラキラしてみえる場面がありfakeだからこその写真が取れた気がしました。realだと生々しい感じ満載でしたから。

2024年はいまのところ4回ほど企画展示に参加させていただきました。
福岡の時に比べたら超多い。毎年参加されている方々には頭が上がらない。
来年は・・・・撮影できるネタができるのか??こうご期待!?





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