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最近の観劇を通して

2024年、思ったよりもnote書いてねえな!下書きばっかやないかい!
なので、一旦色々書きますか!暇なので!
ただいま地元から天王寺に向かう電車でがたんごとんと、母に頼まれたGUの服を買いに行っております。
思っているよりも乗客が多いのは、皆さん初詣にでも出かけていたのでしょうか。
今日という1日を無駄にしないと心に決めたものの、この位からの活動になってしまうのが正月の醍醐味。こういうと響きがとてもいいです。

そんなことはさておき、2024年は多くの心境の変化があった1年でした。いや、推しに心境を動かされた1年でした。
彼を応援することが生きがい、と言うよりかは、彼を通して沢山の物語や作品に出会い、そこからもらった考え方やエネルギーに感化されたり、活力になりました。そう思うくらい、2024年彼の出演した作品には思い入れが強いです。

GIRLFRIEND

私が脳みそから一つだけ記憶を保存できるのであれば、必ずGIRLFRIENDを見た記憶を選びます。
それくらいには心に刻まれたミュージカル『GIRLFRIEND』は、たった5回の観劇記録からは考えられないほど多くのものを私に残していきました。

あまりにも美味い観劇経験だったなあ!
ミュージカルというものの虜になったのも、この時だと思う。

好きな人の前、選び抜いた言葉一つ一つに一喜一憂して、目が合う瞬間、手が触れ合う瞬間に鼓動の音がする。
イヤホンから流れる音楽はとても近い。
現実とミュージカルの間に生きるこの音楽が、この物語がミュージカルであることを忘れさせる。
どこにでもある恋愛、誰と彼らにとっては唯一の、特別な時間。それが、恋に落ちた時間。
たった5回しか生きていない彼らなのに、何故か私の中では今も、そしてこれからも生きていく彼ら。
息をするのも忘れるくらい繊細な彼らの1ページの儚さを抱きしめながら、冷たい現実との対比が痛いほど胸を刺してくる。
だが人が人を思いやることで生まれた勇気が、言葉が、選択の力となる。

出会いが人を変える。
大きな変化は無いかもしれない、その変化は彼と別れた後かもしれない、それが必ず成功への道では無いかもしれない。
ただ、彼らの人生に色のついたインクが落ちる。
そして、落ち続ける。
その世界は、色に溢れた世界は、彼らの人生は、とても鮮やかだ。

このミュージカルを見てから、ピラティスを始めてみたり、1万人の第九に参加してみたり、本当に行動が変わった。
『やりたいことだけ やるだけ』
マイクの好きな歌のタイトル、と言われれば、それまで。
だけど、このミュージカルで教えてくれた、とても素敵な言葉。
これからも私の中で生きる彼らが私の人生を変えるのだろう!
このミュージカルに出会えて、改めてミュージカルに出会えた私の人生は、まさにオンリーワンの最高な人生なんだって思えました!
大拍手!!!!!!!!

えーと、語りすぎてしまいました。帰りの電車の中、もうそろそろ駅に着きそうです。
まあほんと、このミュージカルに出会えて良かったですね。改めて推しとこの作品に携わる全てに感謝を。
あのですね、まだまだ話したいことはありまして、とりあえずn2nについて書きますね。

next to normal

この作品を見てから本当に毎日、考える日々を過ごしています。
出会えてよかったと、知ることが出来て良かったと、考えることが出来て良かったと思わされる作品でした。
ここまでミュージカルで気持ちが持っていかれたのもはじめてだったので、ご利用は計画的に作品でもありました。
この作品は簡単に言うと「躁鬱を抱える母と、その家族の物語」


私にとってn2nは、「向き合う」物語だった。

人生の選択に正解は無い。
けれど人は正解を望んで、選択する。
人は目をそらす。
胎く弱い心を守りたいから。
けれどそらしても終わらない。解決しない。
心はあまりにも薄い殻に纏われたまま。
「向き合う」
それはあまりにも辛く、残酷な現実を抱えること。
けれど、今生きている世界は現実だ。
守りたい、けれど生きたい。
私にとってこの物語は、生きるために初めて「向き合う」ことを選択した家族の物語だった。
その選択が正解かどうか、そんなことは分からない。
ただ彼らの選択がどうか、光であって欲しい。


この作品を見て、自分自身も心との向き合い方や、そうした人への向き合い方について初めて深く考えることが出来た。
今までどこか、こういったことに目を逸らしていたのかもしれない。
心の病気について、知識はまだまだ足りない。
けれどそれはとても近くにあって、決して他人事では無くて、もっと考えたい、いや、考えるべきだと気づくことができた。
大切な人が苦しい思いをした時に、その問題について真っ直ぐ向き合いたいと、その人の目を見て、心を抱きしめたいと、ただ思った。

生きるってのはとても大変だし、辛い。
周りが嫌になって、そんな自分が嫌になって、追い込まれたり、手放したり。
『普通」ではない嫌な自分を見せないように『普通』を着飾り、あたかも『普通」に生きようとしてしまう。
なぜかそれが当たり前になっていて、自分自身を『普通』が蓋をして、気づいた頃には大事な自分を忘れていた。
next to normalは蓋をして、忘れていた、失いかけた自分に手を差し伸べてくれてるような気がした。
『普通』に生きることを望んでもいい。
『普通』を着飾って生きてもいい。
ただ、ありのままの自分のことも愛してあげよう。
愛してあげたい。
愛せるかな?愛せないかもしれない。
けれど、見ていてあげてね。
生きるってのは辛い。けど、生きたいと思った。
生きるってのは辛い。けど、その痛みを抱えた隣人と、一緒に歩きたいと思った。

どっかのインスタで投稿したクソ長文を2つほど拝借したため、支離滅裂ではあります。
ただほんと、この作品に出会えたことはかなり良かったです。人生的に。
まだ兵庫公演を堪能出来ることが嬉しすぎますね。ほんと。

つらつらつらつらと書いていると、もうこんな時間ですね。
まあ上記で書いている通り、観劇体験を通して沢山の変化がありました。
2025年も観劇を通してたくさんのことを感じて、生きていけると思うと、とても嬉しいです。

では!!!!!!!!!(爆速の締め)

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