もう1人の祖母を訪れる(2)
ホスピス生活の祖母を本日再び訪れました。
前回の訪問では、なんだかんだ言っても会話が成立し祖母はキーキー言っていましたが、今回は目を開けようとしても開かず、大半の時間が起きているのか寝ているのかもわからない状況。かろうじて、まぶたの動きと小さなうなずきでYES/NOを示しているようでした。
モルヒネを何回か打っても、眉間にしわを寄せていました。
どんどん弱っていく祖母。
どんどん小さくなっていく祖母。
正直、平均寿命は優に超えている祖母。
今、この瞬間に逝ってしまっても不思議でない状況。
そんな祖母を見ているのは辛いのですが、もっと心が痛むのはそんな祖母を苦しそうに懸命に介護する父の心情でした。
小生は何もできず、父の気をそらすために帰りに小生が運転しました。
(小生運転が大の苦手で、道案内と安全確認のために父を全く寝かせず働かせていました。ごめんよ、父。てへっ)
母方の祖母の入院でも感じましたが・・・
人間、生まれてくるときと最期に近いとき、性別がわからない容姿になってくるんですね。あとは、脚は生物の命ということ。動くことができなくなったとき、器官の機能や体調の変化に拍車がかかるということ。
運動すること・食べることは生きることなのだなと不謹慎にも感じずにはいられませんでした。
早く祖母が苦しみから解放されますように。
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ほんっっとうに、祖父達って先逝ってしまって祖母達を寂しい思いをさせて、嫌んなっちゃいますわ。男性と添い遂げたい全国の希望者達よ、年下を選びなさいな!って言いたい。