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陰と日向

こんにちは。乳がん闘病中のまいです。

昨日、脇の傷口を触ったら、少し違和感が減っとったん!

まだ胸の傷は触ると痛いけど、少しずつ、少しずつ身体が回復に向かっとる。

やっと、術後3ヵ月。

本調子に戻るまで、まだまだ時間はかかりそう。



それでもやっぱり、早く身体も心も元に戻りたくて。

日々、あがいてます。



そんな中で、思ったこと。



私は今までずっと、日向を歩いてきた。



家族からの愛情に恵まれ、

自分の力にも恵まれ、

友人にも恵まれ、

本当に恵まれた人生を生きてきとると思うん。


自分自身に満足できなかった時期もあったけど。

本当に、何不自由なく暮らしてきたんやと思う。



世の中には、陰を歩いてきた人もおって。



私は今、病気になったことで、少しだけ陰を歩いてきた人の気持ちが分かるようになった。



それでも、私はまだ日向におるん。



陰を歩く気持ちを、完全には理解できん。



そう。

病気になったことのない人に、私の気持ちがなかなか伝わらんのと同じように。



日向で生きる私には、陰で生きたきた人の気持ちは、分からない。





だからと言って。



理解することだけが全てじゃないことを、私はこの4か月間で学んできた。

理解できなくても、気持ちに寄り添おうとすること。

相手を思う気持ちを持って、接することで、必ず相手に気持ちは伝わる。




私が相手の幸せを願う気持ちは、真摯に伝えれば、必ず伝わる。


私が、陰で生きる気持ちを理解できないとしても。




というか、それしか私にはできん。



誰だって、陰より日向を歩きたい。



いつか、明るい日の下を歩いていく日が、来ますように。

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