100分の1は私だから!
こんにちは。乳がん闘病中のまいです。
「100分の1は私だから!」
名言だと思ったんですね。私の言葉じゃないです(笑)一番古い付き合いの幼馴染がいきなり発言してくれました(笑)病気の私の身体を心配して。
「身体、お大事に、一人だけの身体じゃないから100分の1ぐらい私だよ」
先日、中学校時代の友人との話を書いたんですね。
それを読んだ、もっと古い付き合いの友人からCメールが来たんよ(笑)
朝から携帯何度も鳴って。え、Cメールで連絡!?
ってびっくりしたけど、確かに電話番号ってそんなに変わることないから、結構確実な連絡の取り方かもね。
私はMessengerを使うことが多いけど。Messengerでも確かつながってるはずなのに私たち(笑)
Cメールで短いやり取りを繰り返す私たち(笑)
共通の友人との話を読んで、「妬けた」んですって!
いやぁ、嬉しいよね、そうやって連絡くれるんって!!
連絡取りあったん、何年振りやろ。彼女が結婚してからなかなかタイミングが合わんくなって、ずーーーっと会ってない。実家、近所やったのに引っ越してしまって遠くなったから。
私が「幼馴染」という言葉を使うとしたら、彼女くらいしかおらんってくらい付き合いが長い。
お互いの兄貴たちが友達同士で。彼女はうちの近所の幼稚園、私は親の職場に近い保育園やったから生活圏内は違ったけど、それぞれ兄貴にくっついて遊びに行った先で出会い、仲良くなった。小学校入る前やけん、5、6歳の頃かなぁ。
家から離れた保育園に通っとったけん、うちの近所に同世代の友達は皆無。兄貴にくっついてっても邪魔もの扱いされるだけ。お休みの日に彼女と遊ぶんが嬉しかったなぁ。
同じ小学校に入ったけど、4年生まで同じクラスになることはなく。私も向こうもクラスに仲良い子がおりながらも、何となく古い付き合いってことで特別な「幼馴染」やったん。
女の子同士って、結構めんどいんですよ。誰と誰が一番仲良くて、そこには割りこめん、とかね。幼馴染の彼女もクラスに仲良くしてる子はおったけど、放課後や休日はよく一緒に遊んでた。兄貴も含めて、家族ぐるみの付き合いをしよった友達は彼女くらいかなぁ。
彼女の家が広くてね。家の中もやけど、庭がとにかく広くて。そして私たちが常時遊び場にしよった公園の隣という立地(笑)庭や公園で遊びまわったし、人形やぬいぐるみが多かった彼女の家で遊ぶんが好きやった。
初夏になると彼女の家の庭には枇杷の実がなる。
おおらかなおうちでね(笑)庭で枇杷の実を食べて、皮や種はそのまま庭に捨てよったよ(^^;
彼女のうちにゴールデンレトリーバーが来た日、一緒に引き取りに行ったんも覚えとります。めっちゃ大きく成長して、力が強いけん、その子が鎖につながれてない時は庭を横切ることができんかった(じゃれつかれたら危険だったから笑)。彼女の家から帰る時は、先に彼女が玄関の外に出てその子を抑えて、その間に庭を通り抜けて門の外に出る、ってやっとったんも懐かしいなぁ。
ピアノの先生も一緒やったん。彼女が最初習ってた先生はすごい厳しい人で、私の先生のところに替わってきたん。ピアノは彼女の方が上手だったように思うけど、発表会の日はずっと一緒におったし、連弾も何度もした。
実は、彼女も中学時代バスケ部で(笑)
苦楽を共にしましたよ。部活の同期は特別やね。一緒に過ごした時間が長い。喜びも辛さも悔しさも分かち合ってきた。
別々の高校に行ったけん、そこからはほんまに会う頻度が減って。
大人になって、彼女は結婚して県外へ。今や2児の母親。
思い返せば、幼少期一緒に一番長い時間を過ごした幼馴染。
だから、彼女からすると私の身体は「100分の1くらい彼女」なわけ(笑)そうね、私の身体は私だけのもんやのーて、これまで時間を共有してくれたたくさんの人たちと共にあるってことよね。
そんな彼女の言葉にくすりと笑いながら感動を覚えつつ、おかげさまで昨日はゆったりと過ごせました。
気持ちと身体ってやっぱり連動しとんのかね。
昨日はなかなか傷が痛かったん。暑いからクーラー切れんしね。
今までもそこにあったけど目に見えなかった、いろんな人の愛情に守られとんなって日々実感しとります。