You can only get what you give
こんにちは。MAIです。バンクーバーは夏が終わり、雨の季節がやってきました。9月後半は、IPRN(International Public Relations Network)の年次総会に参加するため、インドのプネという都市に行っていて、各国から集まったPRのプロフェッショナルと交流したり、プレゼンテーションをおこなったりと忙しくしていたので、やっと一息ついたところです。
ところが、まだ暑いインドからバンクーバーに戻ったら、季節は進んで寒くなっていて… お天気が悪いと気分が盛り上がらず、時差ぼけも相まって、なんとなくここ数日、元気が出ずにいました。
そんなときに、ちょうど9月から参加している、Greater Vancouver Board of TradeのLeader of Tomorrow (LOT) プログラムのメンターと話す機会を得ました。
LOTプログラムが私にアサインしてくれたのは、Samという素晴らしいコミュニケーションの専門家であるプロコーチで、カフェで話した1時間半、とても豊かな時間を過ごすことができました。
Samと話す中で、私も人に寄り添い、話を聞き、自分の体験をシェアすることで、誰かを元気づけられたり、もう少し頑張ろうと背中を押せたりするんじゃないかなと思えるようになりました。
お互い自己紹介した後、Samに「あなたみたいにたくさん経験を積んできて、やりたいことが明確な人は、メンターなんていらないでしょ笑」と冗談半分に言われたけれど、「全然。私はここで自分に自信が持てないし、バンクーバーに来て自分のブランドもゼロリセットされた気がする。すごく自分には力がなくて、やりたいことをできていない気がしてる」と答えました。本当に、それが今感じている気持ちだったから。
そこから彼は自分の話をしてくれて、「今自分が持っているものを人に与えることが自分の望むことだし、たくさんのプロジェクトを同時に進めていても、それが自分の望むことだから"仕事"だとは思わない」と言ってくれました。
この言葉を聞いて、9月にインドで聞いた「You can only get what you give」という言葉が頭に浮かびました。インドで参加したカンファレンスで、登壇者の僧侶が話してくれたストーリーの中に出てきた言葉。私はそれを聞いて、まず、自分にできるgiveから始めようと思っていたので、サムの言葉はとても心に響きました。
そして、Samが私に「MAIもそうやって、周りの人たちにシェアして、勇気づける人になれるよ」と言ってくれたのがとても嬉しかった。
自分が弱気になって、あまり価値を発揮できてないと感じるとき、寄り添って、話を聞いて、体験をシェアして、勇気づけてくれる人がいることは、とても貴重なんだなとあらためて実感しました。
私もまずはgiveから始めようと思って、気にかけている子に連絡を取って、お散歩に誘ってみました。少しずつ、できることからやっていこうと思います。
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