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カナダに来て、いろんな家族の形があっていいと思えた

こんにちは、MAIです。バンクーバーは5月になって気候が良くなり、ハイキングが楽しい季節になりました!写真は週末に訪れたバンデューセン植物園のラバーナム(キバナフジ・黄色い藤)です。

先日、夫から今年も娘の中学校のクラス幹事(役員のようなもの)をやると報告を受けました(夫と娘は東京で二人暮らしをしています)。去年は私のすすめで立候補し、制服リサイクルのイベント運営などを担当していたのですが、一緒にやった方から、今年もやりましょうと誘われたとのこと。

仕事もまあ忙しいのに、2年連続でママたちに混じって(女性が多いそう)、制服リサイクルのイベント運営やるなんて、えらいなあ!周りのママたちにも頼りにされて、本当によかった。担任の先生も喜んでくださり、私も嬉しい気持ちになりました。

役員会などは基本土曜日開催だし、娘も土曜日学校があるので、夫にとっても無理なくできる内容なのかも。私は日本でPTA役員をやったことがないので、ただただ尊敬!

そして、息子が通うバンクーバー補習授業校で、私も今年度から図書係を始めました。併設の図書室で本の貸し出し・返却と整理をお手伝いする係です。やってみると楽しいですね。いろんな方とお話する機会もありますし、こんな本があったんだーと新たに知ることもできてワクワク。古いシステムを新しく刷新しようと申し出てくださる方もいらっしゃったりと、さまざまな運営の背景が垣間見られて興味深いです。私は本が大好きなので、海外でたくさんの日本語の本に囲まれて過ごせるのは、本当に幸せなひととき。

バンクーバーに来て、いろんな形の家族があって普通なんだと思えるようになりました。うちは、夫と娘が東京で暮らして、私と息子がバンクーバーにいますが、お子さんの学齢によって、子どもだけ帰国している家庭や、我が家のように母子留学の家庭、ひとり親の家庭、いろんな国と文化の入り混じった家庭、姉妹で子連れ留学している家庭など、さまざまな家庭があります。

初めは一家二分割の生活なんて大丈夫だろうか、と心配でしたが、特に補習校に通っておられるご家庭では、割と普通のことのようで、「よくあることだよ」と日本から移住した方に言われてホッとしたのを思い出します。

「勉強する意味や目的がわからない」と言って、勉強に身が入らない中2の娘のことは、離れていても心配ですが、そばにいる夫はもっと大変だと思います。離れている私は、夏休みに娘と一緒に日本&カナダで過ごせるのが、今から楽しみでたまりません(6月下旬に一時帰国し、娘を連れて7月下旬にバンクーバーに戻る予定です)。

息子も姉に会えるのをとっても楽しみにしていて、先日も珍しくLINEで1時間くらい、二人で好きなアニメの複雑な世界の話をしていました。このふたりは、幼い頃にインドネシアでも、ともにいろいろ乗り越えてきた経験があるので、特別な絆を感じます。

息子いわく、「俺は二番目に生まれてよかった。姉は自分で見えない道を切切り開かないといけない。俺はこうした方が良い、とわかった道を選べるからラッキーだ」とのこと。姉のことを尊敬・信頼しているところもあるようです。

今度は、日本でゆっくり、娘とランチしたりしながら、この風変わりな家族に対する感想を聞いてみたいと思います。


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