去り際
4月から新しい職場に異動となるため、事務手続きの書類準備が結構大変です。修了証明書、学位記のコピー、在職証明書など以前の勤め先に連絡して、返信用封筒を同封して送付するなど、色々と手間がかかります。現任校に就職した時も提出した記憶はありますが、今回の職場はかなり細かい資料の提出が求められております。給与の査定に係るので、全て非常勤の勤務も含めて提出してと言われれば、面倒でも書類を準備しますよね。
同時並行で、研究室の引っ越し準備も始めました。段ボールの山に埋もれております。このタイミングで本当に必要なものを見極めて、不要だなと思ったものは断捨離していきたいと思います。
研究室を選んでくれた4年生の学生たちには、退職し違う大学に移動になることを伝えましたが、他の学生にはどう辞めることを伝えようか考えていました。特に担任をしている3年生にはどうしたものかと。先日オンラインでクラスアワーをする機会があり、そこで伝えることにしました。学生はミュートにしてるので、伝えた時は特に何の反応もない感じでしたが、後から個人的にメールで連絡をくれた学生達が何人かおりました。嬉しいような寂しいような感じです。
また学内の各種委員会も引き継ぎがあり、やっと現任校での役割を終える感じがします。
立つ鳥跡を濁さずという言葉がありますが、この言葉の意味は「立ち去る者は、見苦しくないようにきれいに始末をしていくべきという戒め」の意味と、「引き際は美しくあるべきだ」という意味があるそうです。
後ろを振り返らず、前を向いて頑張っていきます。