人生の節目
仕事から帰ってきて、ポストを開けたら、内定通知が届いていました。電話でOKの連絡を頂いていたものの、やはり文書がないと不安も感じていました。ほっと一安心です。これでやっと、4月からの移動先を公表できるようになりました。
大学を卒業して今年はちょうど20年が経ちます。この20年、色んなことがありました。仕事もプライベートも…。色んな人との出会いや支えでここまでこれたと思っております。2002年4月に病院に就職した頃は、まさか20年後に大学教授になっているとは夢にも思いませんでした。
やっとスタートラインに立てたような気がします。これからも、色んな人との出会いに感謝し謙虚な姿勢を忘れずに、頑張っていきたいと思います。
22年前に48歳で父が病気で亡くなりました。あの時は自分はまだ大学3年の20歳でした。父が亡くなった年齢まであと6年、48になったとき自分は何を思い、どう感じるのだろうか。それと、いまの私を父が見たら、何を思ってなんて声をかけてくれるだろうか、喜んでくれるだろうか。私の両親は最終学歴が中卒で、両親とも私が小さい頃から共働き。父は朝から晩まで働いて、働いて、でも稼ぎが悪くて。それでいて人が良いから、親戚にも騙されて連帯保証人になって、借金をかぶって。人を騙すくらいなら、騙される人生を歩むって偉そうに言ってて。そんな父みたいになりたくないってずっと思っていました。
普段父を思い出すことは殆どないのに、内定通知を見たら、ふと父の顔が目に浮かんできました。父とは一緒に酒を飲み交わしたことが一度もなかったけど、今日はいい酒を一緒に飲みたいなって感じてしまいました。