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『勝間式 超コントロール思考』を読んで、コントロールについて少し考える
とてもおもしろかったです。
勝間さんは自分と思考の方向というか方針が似ている方なので、読んでいてとても参考になるんですよね。
本書のタイトルにもあるコントロール思考は、本書では「自分と相手の裁量権を見極め、お互いにより良い結果を生み出そうとする」ことと触れられています。
自分のコントロールできることをコントロールできるようにすること、これは簡単なようでとても難しいことです。
個人的に何が難しいのかと考えると3つあると思っています。
1.コントロールできることの把握
まず、どれがコントロールできることなのかを把握することが難しいですね。
コントロールできないと思っていたことが、案外コントロールできることであることはよくあります。
たとえば会社の飲み会には参加しなければならない(コントロール外)だとおもっていたのが、実は断っても大して問題はなかった、断ることができるものだった(コントロール内)ということはあるものです。
2.コントロールできることとできないことの切り分け
そしてコントロールを難しくするのがのが、コントロール内とコントロール外はすぱっと二つに割り切れるものではないということです。
先ほどの飲み会の例も、状況や環境によってはコントロール外になることがあります。(飲み会に参加しないと、職場の人間関係に壊滅的な影響が出るなど)
この線引きは難しいものです。
そのためコントロール内外を判断するのは簡単でない場合もあります。
3.実際にコントロールすること
そして、3つ目がコントロールできるものでも、すぐにはコントロールできないこともあるのです。
先ほどの飲み会の例でいうと、たとえば一回断っただけではだめかもしれませんが、何回も断っているうちに「この人は飲めない人なんだ」とキャラ付けされ、飲み会へ参加する裁量権をこちらが持つことができるようになります。
本書ではコントロールするための考え方や実際例を紹介しています。
私自身は日記や日々の振り返り、タスク管理が自分のコントロールに効いている感覚がありますね。
この「コントロールできる感覚」はとても大事だと思います。
自分の行動をコントロールできている感覚は、自信につながります。わたしの好きな言葉にARMSのこんなセリフがあります。
"「人の足を止めるのは絶望ではなく諦観…人の足を進めるのは希望ではなく意志」"
まさしくコントロール思考について言い表していると思います。
コントロールできないという諦めに捕らわれず、コントロールしようとする意志を持って進んでいきたいものです。
現在Kindle Unlimited対象なので、気になる方はぜひ読んでみてください。
▼こんな本も書いています。
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