日記を書くための地図を作りたい
行動経済学では伝え方で行動が変わります。
例えば予防接種を多くの人に受けてもらいたいなら、効果を書いたパンフレットを配るより、予防接種を受けられる病院の地図を渡した方がいいそうです。
“ここに書かれている基本的な考え方は 、 「人にある特定のやり方で行動してほしいと思ったら 、相手がそうしやすいようにしてあげなさい 」ということだ 。典型的な例をひとつあげると 、学生たちに破傷風の予防接種を受けてもらいたければ 、予防接種の重要性を記載したパンフレットを配るよりも 、予防接種を受けられる病院を示した地図を渡したほうが効果的である
"『幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする (早川書房)』(ポール ドーラン, 中西 真雄美 著) より、
さてひるがえって日記です。
この予防接種と同じように、日記の効果について説明するより、日記の書き方、特に具体的な書き方について書いた方がきっと日記を書く人は増えるんじゃないかという予感がします。
いま日記大全ではいろんな日記の書き方を説明してますが、それが日記を書くための地図になっているかというと少しちがう気がします。
目的地は分かるかもしれないですが、行き方が示せていないのです。
だから、日記大全とは別に日記の例をもっと見せていきたいと思っています。
たとえば懐中日記で、今書いている日記のつけ方を紹介すれば、懐中日記を買って日記を始める自分の姿が見えやすくなるかもしれません。
そうすることが日記を書くという目的地までの行き方を示すことになるはずです。
というわけで、日記の書き方についても紹介していきたいと思っています。
よろしくお願いします。
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