肯定OK
ペイ・フォワード
そう前回のタイトルをつけた。
わたしは初めてこの映画を観た時に感動したのを覚えている。もしかしたら冷静に考えて映画的な完成されたストーリーなのかも知れない。でも、当時の思春期のわたしが観た印象は拭えない。
簡単なことほど、当たり前に、素直に、することは難しい。挨拶やありがとう、御免なさいを伝えることも。間違えを認める、困っている人を助ける、ルールを守る。簡単にできると軽視して逆にいざという時できなくなってしまっていたりする。
自分を客観視することは難しい。
客観視ばかりしているのも大変だし、正しいと自分は思ってしていることだから肯定したい。
そうか、話を聞いて欲しいというよりも、認めて欲しい人の方が多いのかも知れないとふと思った。
私だって認めて欲しい。こんなに頑張っている、とか影ながら努力している、とか。何にも頑張っていない人なんていない。会社に行くのだって、時間通りに行くのだって、社会人には当たり前かも知れない。でも、それでも、そういうことでも、頑張っていると褒めてあげたい。誰かも、自分も。産業医の先生は時間通りに私が来たことを褒めてくれた。何を言っているんだろうと思ったけれど、こういうことなのかもと思った。
誰だって頑張ってる。
良かれと思って行動していることもある。もし、それが意図的でなく間違えていて怒られたとしても、あなたは頑張っていることには間違いはない。あなたは毎日毎日、頑張っている。
今日も頑張った、自分を褒めて、明日もよろしくねって身体を休める。
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