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ペイ・フォワード

どうしても放っておけない人もいる。

性別とか年齢とか関係なく、人間として、ここで見放してはいけないという想い。表現的には上から「してあげている」みたいな感じがするけれど、実際は自己満足だから理由と結果は合いそぐわなくても仕方のないこと。

それでも、自分を気に留めてくれている人がいるって私にとってはとても大きいこと。頑張っているのとか、認めて欲しいとか、そういうのと似た感情で誰かに知っていて欲しい。それが心の安心につながる。支えになったりする。自信になったりする。

人のいいと思ったところはすぐに本人に伝えるようにしている。

ちゃんと見ているから。

だから、心細そうな人も放っておかない。

高校の時、友達が「一緒に行こうよ、当たり前じゃん。待ってるよ。」と言ってくれたことが嬉しくて嬉しくてたまらなかった。寂しさが一気に吹き飛んで、たとえひとりの時でも安心感に包まれた。誰も見放さない。おいていかない。彼女たちにとっては素敵なその当たり前を私も気づいたらそれはその人にするべきってことだと思うようになった。そのためにむしろ気づくのかも知れない。

ちゃんと見ているから。

わたし、空気読みすぎちゃいますから。


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