【概要】日本人がベトナムで飲食店を開業!短期集中で成功するための準備と手続きをザックリと・・・
こんにちは。
ベトナムビジネスのスタートアップをサポートし続けて400人以上の経営者さんと関わらせていただきました。
この中には、誰もが知る有名なスポーツ選手(兼経営者)、ビジネス書のベストセラー作家、国会議員、地方議員、県知事の秘書、有名なビジネスインフルエンサー経営者、日本で誰もが知る巨大チェーン店の会長や経営チームなど、日本にいるなら出会えないような方々も含まれています。
ハイリスク&ハイリターンと言われる海外ビジネスですが、ハイリスクの部分は、実は気をつけるポイントさえ抑えれば避けることができる内容です。つまり、海外の好環境が生み出してくれるハイリターンを得ることはそれほど難しくないのです。
これまでの私の経験をこれから海外ビジネスに挑戦される方々にどんどん還元していき、1人でも多くの成功者を生み出すことができればこれほど嬉しいことはありません。お役立ていただければ幸いです。
今回は、ベトナムで飲食店を開業したいと考えている日本人経営者の方へ、夢を実現するために知っておくべき、開業までの道のりや必要な手続きについて詳しく解説します。
1. ベトナムで飲食店を開業する魅力と注意点
ベトナムは、近年経済成長が著しく、中産階級の拡大に伴い、外食産業も活況を呈しています。日本よりも外食文化が根付いていること、それに国民平均年齢が約30歳(日本は約50歳)という若さからも、食への関心は非常に高く、需要が大きいです。特に日本食への関心は高く、日本食レストランは人気を集めています。しかし、開業にあたっては、日本とは異なる法規制や文化、ビジネス慣習を理解しておく必要があります。
2. 開業までの流れとタイムスケジュール
市場調査と立地選定: ベトナムの飲食市場を調査し、ターゲット層や競合店を分析します。立地は、家賃、集客力、競合店の有無などを考慮して決定します。 (1ヶ月~3ヶ月)
会社設立: ベトナムに会社を設立します。手続きには、弁護士や会計士のサポートが必要となる場合があります。 (1ヶ月~2ヶ月)
事業許可取得: 飲食店を営業するための事業許可を取得します。必要な許可は、店舗の規模やメニューによって異なります。 (2ヶ月~3ヶ月)
店舗の内装工事: 店舗の内装工事を行います。 (1ヶ月~2ヶ月)
人員の採用: スタッフを雇用し、トレーニングを行います。 (1ヶ月)
開業準備: 開業前の最終確認を行い、オープン日を決定します。 (1ヶ月)
全体的なスケジュール: 最短で6ヶ月、通常は1年以上の期間を要します。
上記の内容を同時に進めていきます。ご自身でやらなければならないところ(書類を揃えるなど)、サポート会社やパートナーに頼るところ(手続き申請など)、タイムスケジュールをしっかりと組んでいきましょう。
3. 必要書類
パスポートのコピー
ビザのコピー
会社設立に必要な書類
事業許可申請書類
賃貸契約書
内装工事の許可証
4. かかる費用
会社設立費用: 弁護士費用、登録費用など
事業許可取得費用: 政府への手数料、申請書類作成費用など
店舗賃借費用: デポジット、家賃など
内装工事費用: 設計費、工事費など
設備投資費用: 厨房機器、家具、備品など
運転資金: 人件費、仕入れ費用、広告宣伝費など
費用は、店舗の規模や立地、メニュー内容などによって大きく異なります。
5. 法律手続きのポイント
事業許可: 飲食店を営業するためには、保健所や消防署などの許可が必要です。
食品衛生: 食品衛生法を遵守し、衛生管理を徹底する必要があります。
労働法: 労働契約や労働条件は、ベトナムの労働法に基づいて定められます。
税金: 法人税、所得税、付加価値税など、様々な税金を納める必要があります。
※ ここは、経験上いえることですが、日本人が想像している以上に申請関連は厳しい壁にぶつかります。日本人が日本人だけで進めていくというのは非常に難しいです。ベトナム人の信頼できるパートナーがいる場合はいる場合はいいですが、絶対的に後々揉めないように最初から手立てを打っておきましょう。甘く見ない方がいいです。あとは、書類申請や許可を通すのに強いサポート会社を味方につけることが大事です。時間がかかればそれだけお金もかかりますし、収益化するまでの期間が長ければ長いほどタイミングが失われます。
この点を甘く見ていて、後からトラブルが起きた時に弊社に泣きついてくる日本人があまりにも多いので、最初のスタートを幸先よくスピード感出してできるようにしてください。
6. 成功するためのヒント
現地の文化や習慣を理解する: ベトナムの食文化や嗜好を研究し、現地に合わせたメニューを提供しましょう。
立地:立ち上げる立地については妥協しないでください。ベトナム人に言われるままに勧められた場所を選んで【失敗】する人も多いです。なぜならベトナム人は「紹介すると自分にマージンが入る場所」などを紹介してきたりします。そこが本当に良い場所であればいいですが、そうでない場合が多いですので、気をつけてください。
現地のスタッフを雇用する: 現地のスタッフを雇用することで、顧客とのコミュニケーションを円滑に進めることができます。
SNSを活用する: FacebookやInstagramなどのSNSを活用して、お店の情報を発信し、顧客との関係性を築きましょう。
現地の会計事務所や弁護士に相談する: 法律や税金に関することは、専門家に相談することをおすすめします。
まとめ
ベトナムで飲食店を開業することは、大きなチャンスと同時に、多くの課題も伴います。しかし、事前の準備をしっかりと行い、現地の人々と協力することで、必ず成功させることができます。
【注意点】
上記は一般的な情報であり、個々のケースによって必要な手続きや費用は異なります。
ベトナムの法律や規制は頻繁に変わるため、最新の情報を把握しておくことが重要です。
開業前に、必ず専門家(弁護士、会計士など)に相談することをおすすめします。
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【さらに詳しく知りたい方へ】
ベトナムに進出している商工会議所
ベトナムの法律事務所
ベトナムの会計事務所
これらの機関に相談することで、より具体的なアドバイスを受けることができます。
【免責事項】 本記事の内容は、一般的な情報提供を目的としたものであり、個別のケースに対する法的アドバイスではありません。
【次のステップ】
ベトナムの商工会議所や大使館に問い合わせる
現地の弁護士や会計士に相談する
ベトナムの飲食市場を調査する
店舗の立地を検討する
この情報が、あなたのベトナムでの飲食店開業の参考になれば幸いです。