麦茶かわりにのめる漢方茶
麦茶がわりにのめる漢方茶…
を、私が飲みたい…
結局のところ、毎回自分が飲みたいお茶をつくってます。
梅雨が明け、私の住んでいるところは初夏のようなさわやかさに包まえています。気持ちの良い心地よい風。あとどのくらいこの穏やかな気候は続くんだろうか…
とはいっても、お盆に向けてうだるような暑さになってきますね。
盛夏とはいえ、日本の夏には湿気がつきもの。
湿気と冷飲食が胃腸に影響を及ぼし、夏バテにもつながります。
そこで、この時期にもお勧めなのは、水はけをよくする薬草と、胃腸をいたわる薬草です。梅雨時期もお勧めですが、今回水はけの薬草の比率を下げました。また、この時期はハト麦の味も恋しいので、ベースのお茶をなしで、ハト麦ベースにしあげていきます。
それぞれの特徴です。
・はと麦
種皮を付けたまま焙じたもの。
利水・祛風湿・清熱・排膿・健脾・消炎・強壮・鎮痛の効果があるとして、イボ取り、にきび、関節痛、関節浮腫、筋肉痛、化膿性疾患、慢性下痢などに。
水分代謝が活発になり、尿の出もよくなりむくみ改善や、デトックス効果も。
よもぎ
味;辛・苦 性;温 帰経;肝・脾・腎
温裏・止血・止痛・安胎
ビタミンが多く、脂肪の分解を助ける。体を温め、香りで気を巡らせ、リラックス効果も。
枇杷葉
味;苦 性;涼 帰経;肺・胃
止咳・止嘔
咳や痰、鼻血、食中毒、下痢、健胃、利尿、抗炎症作用・抗菌作用もあるとている。
ビタミンC、D、クエン酸なども含まれる。
山査肉
果実の核を取り除いたもの
味;酸・甘 性;微温 帰経;脾・胃
消食、活血、健胃、整腸、胃腸虚弱、食中毒
ビタミンCを含むので、美容にもよい。
注意)胃酸過多、胃潰瘍には用いないほうが良い。
酸っぱさは夏には良い感じに思いますが、もう少し比率を検討したいところです。また完成したらご報告します。
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