買い物と街歩き
本当は昨日行くつもりだった梅田散歩、天気が良さそうなので朝から出かけた。洗濯物を干して、ご飯を炊いて出発。
LUSHがホワイティうめだにあったので、この機会にホワイティを散策。お客さんはおばさんが多い。やっぱり若い人はみんなルクアとかに行くのかな。
人混みを避けられると思って来たけど、いざ同世代の人が少ない環境になると場違いなのか気になってしまう。
シャンプーとコンディショナーのおすすめを教えてもらい、手に試しで塗ってもらったものを素直に購入。すごく優しく洗ってくれて、気持ちよかった。自分でもこんなふうにしてあげたい。
高いから日常的に使うとなるとなかなかかもしれないけど、環境への配慮をしてる会社でちょっとでも買い物をしてみたいので、いったん一番小さいサイズで使い心地を見てみることにした。
ネックレスをみていたら、ゴールドやシルバー一色のものより、いろんな色が入っているものの方が似合いそう、とお姉さんが勧めてくれて発見。たしかにそんな気がする。
とはいえまだネックレス姿がしっくりこず、できればもう少し長いものが欲しい気がしていったんお店を出た。
全身を見ると、やっぱり自分のファッションのバランスの悪さが気になって気分が下がる。ちょっと古くさく感じるのは自分の顔立ちのせいだともう認めて、その上でどんなものを身につける人でありたいか考えるか。これはこれでいいと思おう。自分を他人の目で見てみたい。
地下鉄に乗って、独立系書店のイベントをやっている会場へ。
なんとなく見覚えのある道だなと思ったら、マッチングアプリ時代、デート前に一人で入ったカフェの横を通った。
会場はいい雰囲気だった。ガラス張りの分、まぶしいし長期間だと本が焼けそうだったけど、川の上でやってるアクティビティがよく見えて、こたつを浮かべて鍋か何かを食べているカップルをみんなちらちら横目に見ながら本を物色していた。
せっかく珍しい本屋さんに来ても、つい見たことがあるタイトルや気になるキーワードが含まれている本に手を伸ばしてしまう。
自分の中で本や本屋さんへの気持ちが高まっているので、ZINEやリトルプレスがテーマの古い雑誌と、本屋さんを営んでいた人のエッセイを買った。
昨日の高橋源一郎の本を読んだときの感覚を思い出しながら、どうせなら普段手にしない本を見るようにしたいなと思った。
まあ、今回買った本も知らないテーマではないものの、自分が高校生の頃や自分が生まれる前の本という意味で、自分が今感じている世界と別のものに触れられる感じはあったから、買ってよかった、と1階のカフェでペラペラ見ながら思った。
雑誌の方は最初あんまりよくわかんないかも、と思ったけど、紹介されていた落書きみたいな絵を集めた雑誌がなんかすごくよくて、こういうものを仕事机の近くに置きたいなと思った。
外国の写真集や画集ってただその場をおしゃれにするために飾られてるんだと思っていたけど、パフォーミングアーツのワークショップに参加した時みたいな、自分が常識だと思っているものの縛りに気づかされるような心地よさを感じた。
こういう絵を家に飾りたい。みんな、そういう感覚のために飾ってるのかな、と初めてちょっと納得した。
帰りにデパートのアクセサリー売り場に行ったら、ちょうど見てみたかったタイプのボリュームのあるネックレスがけっこう何種類もあって、いろいろ試させてもらった。
見比べながら、骨格的にはこういう理由でこの長さ、石の数や大きさ、デザインが似合うと思う、と教えてくれて、意外な部分もありつつ実際見ていて納得した。やっぱりプロにおすすめを教えてもらえるのってありがたい。
最終的に一番好みの色付きのカジュアルめなものと、オケージョンの時にも使えそうな小さなパール系の何連にもなったものの二択になった。
いろんな理由でパールの方を薦められて、パールの方がだいぶ高いからだろうなと思ったものの、ほとんどネックレスを持ってない今は使える場面の多さ、白という色の使いやすさでパールを選ぶことにした。
普段は絶対しないけど、持っている数があまりに少なすぎてずっと困っていたから、今日はしないと後悔すると思って即決した。
ウキウキで帰って家でも着けてみたら、照明の違いで全然印象が変わってびっくりした。
後悔するほどではないけど、百貨店のアクセサリー売り場のマジックは恐ろしい。