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Stand by | Maiko Hirohara

気軽な気持ちで始めたnoteですが、気がついたらだいぶ間が空いてしまっていて。

ちょっとここらで仕切り直してみようかと思い、
タイトルの意味やなぜnoteを選んだのか、改めましての自己紹介も含めて書いてみました。



タイトルにこめた思い、なぜnoteなのか


Stand by
=待つ、待機する

元来私はこの「待つ」という行為がとても苦手です。

でも、物理的に何もできない待ち時間があることで自分の中に余白が生まれたり、予想外の出来事があったり。

行動することが表だとしたら、立ち止まり、停止する状態は裏。このどちらもあることが、今の自分の安定に繋がっていると感じています。

30代前半までは、とにかく動き続けないと…という切迫感がどこかにあり、時間があると何かしら予定を入れて隙間を埋めようとしたり、動いていないと何か自分が停滞しているようで不安を感じていました。最近になってようやく、周りからどう見られるかではなく、自分の本心としっかり手を繋ぐことの大切さを骨の髄から理解したことで、よりこのバランス感覚を意識できるようになったと思います。

stand byには、そばにいる、寄り添う、という意味もあるので、立ち止まることは、寄り添うことでもあるということなのかなと勝手に解釈しました。

SNSのフィードをスクロールして得る情報や快感とは違う、自分で選択して、少し時間をとらないと入ってこない「読みもの」としてのnote、にとても魅力を感じています。

ここでは、「私」の視点から感じたことを言葉や写真で綴る場所として。

そして、読んでくださった方にとっても、立ち止まって何かを感じられる場所として。

言葉になりきれていない不完全な表現も含めて、日々頭の中に渦巻く想いをそっと放っていきたいと思います。

自己紹介


廣原 麻衣子
東京都目黒区生まれ
三人兄弟の真ん中(兄と弟)
本業は6歳と3歳のかーちゃん
夫は美容師
好きな食べ物:サンザシと干し芋
趣味:食べ歩き、一人コーヒー、旅

今は、芳香植物からとれる精油を使った香りのお仕事をしています。

目黒本町にある自分のサロン THE PATH
広尾にある産婦人科病院併設の産後ケア施設
青山にある精油ショップのセラピールーム

上の三つの場所で、お身体に触れるトリートメントをさせていただいています。

イギリス留学から靴の世界へ入った話を少し


19歳の時にせっかく入った大学を一年で中退してイギリスへ渡り、Nottinghamというイギリス中部の田舎街で4年間を過ごしました。

この4年間の経験は今の自分のアイデンティティを形成する上でとても大きなもので、また別で改めてシェアできたらいいなと思っています。大学ではテキスタイルという、服やインテリアやアートに使う生地をデザインする勉強をし、専攻は刺繍でした。

それ単体では完成しないテキスタイルに少し物足りなさを感じていたところ、たまたま見たManolo Blahnikの回顧展に触発されて靴のデザインに興味を持ち、一人バックパック担いでイタリアへ。飛び込みでハイブランドの工場でプレイスメントをさせてもらうという冒険も(気分はウルルン滞在紀・・・これ若い人にはもう通じないはず)。英国王室などのオートクチュール刺繍を請け負うアトリエやロンドンコレクションのお針子的な仕事を経験したことも。卒業して帰国後は、ご縁のあった東京の下町にある靴工場へ就職。おじいちゃんと孫みたいに歳の離れた職人さんと共に、朝から晩までソールに糊を塗ったり、怪しい韓国人の下請けを回ったり、ここでの経験もまた一冊本が書けそうなくらい濃厚そのものでした。

その後アパレルへ転職して、デザイナーやブランドディレクターを経験しながら、結局のところ10年靴業界に身を置くことに。

30を過ぎてから、「会社の名前ではなく自分の名前で仕事がしたい」という思いが強くなり、33歳の時に全くのノープランで退職。結婚や出産などのライフイベントを経て、たまたま聞いていたPodcastからアロマセラピストの仕事に興味を持ち、次男の産後から学びをスタートしました。

日々現場での経験を重ねながら、お客様から直接お声が聞けて、自分自身も相手も大切に感じられる今のお仕事にやりがいを感じています。

色々なツールでシェアすることが容易になっている今、何のためにシェアするのかと言われると99%自己満でしかないのですが、1%くらいは私が発したことで誰かに小さな影響を与えることができて、それがまた誰かへ、、、と繋がっていってくれたら嬉しいなと思うのです。

有益な情報発信とかはあまり期待できないと思いますが、よろしければお付き合い下さいね。

Thank you for reading!
Have a lovely day:)

Maiko

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Maiko Hirohara
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