スリランカ🇱🇰女子一人旅⑦紅茶列車でキャンディへ行く
スリランカの紅茶列車に乗ってきました🚃
車窓から見える美しい茶畑をテレビで見て以来
ずっと憧れていました。
乗ってみると、茶畑の車窓以外にも
スリランカの人々の日常を垣間見ることができて
本当に良い思い出になりました。
私が乗ったのは
ヌワラエリア方面(ナヌオヤ駅)→キャンディ駅
です。
古いながらもどこか惹かれるデザインです。
時刻については、想像通りルーズでした(🤣)
さて、乗り込みます。
次々と変わりゆく車窓が見ていて全く飽きません。
かなりスローペースに走るので、じっくり観察することができます。
お茶摘みしている様子も見ることができました。
葉を摘むスピードは目を見張るほどで
「摘む」というより「むしる」
という言葉が合っているように思います。
彼女たちの仕事姿にプロ意識を感じました。
そして車内で売られていたドーナツを買ってみました。
これがとっても美味しかっ、、
ん!?
よく見ると外袋が数学のプリントでした。
(しかもがっつり解いてる🤣)
普段は潔癖症気味な私も
異国の地では寛容な気持ちになれるようです。
車内には現地の方もたくさんいました。
観光列車と呼ばれるくらいなので
乗客は外国人観光客ばかりだと思っていたのですが
生活の手段としての要素も強いことが伺えます。
そして、スリランカの人達は人懐っこくて温かかったです。
日本人ですか?
と声を掛けてくれたり
景色が良く見えるよう配慮してくれたり。
子どもたちも自然体で自由です。
ほとんど家の中のように、自由に動き回り、飛んだり跳ねたり
トンネルに入るとキャーと叫ぶ子どもたちの姿を
周りの大人も微笑ましく見守ります。
車窓から見える子どもたちが、家から出てきて手を振ってくれる姿も印象的でした。
みんなが身を乗り出して景色を見たり
線路を歩いたりする光景は、スローペースな列車だからこそ見れるもの。
列車という交通手段を通して、思う存分非日常に浸ることができました。
何よりもこの列車旅で良かったのが、現地の人とありのままに関われたことです。
この日まで、自分が「外国人のお客さん」として現地の人々と関わっていたので、
ぼったくられないようにと構えたり
逆に丁寧に扱われすぎて距離を感じたり。
スリランカ人の気質、みたいなものを感じることができていませんでした。
この日初めて、フラットな関係でじっくり現地の人々と関わることができました。
そんなところも列車旅の魅力なのかもしれません。
時間はかかりますが、ヌワラエリア方面やエラ方面へ行かれる際には
電車の旅がオススメです🚃