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【福岡生活】寒くなったら温泉豆腐

私の冬の夜ごはんはほぼひとり鍋と酒を楽しむ。
鍋の野菜を買えば食べきらないといけないし
鍋の味を毎回変えれば飽きないし
何より身体があったまるから鍋一択だ。

そんな私が気に入ってるのが佐嘉平川屋の温泉豆腐だ。
佐賀県嬉野の名物で嬉野温泉に泊まれば朝食で必ず出てくる豆腐のあれ。

温泉豆腐は福岡のスーパーなら大体売っている。
温泉水と豆腐と別売りで合わせて300円くらい。
ちなみに近所のスーパーはいつも温泉水だけあって豆腐がないことが多い。
仕入れのバランスが悪いのか豆腐だけ買う人がいるのかいつも不思議に思う。
仕事帰りに両方売ってるときはラッキーと思って今晩は温泉豆腐に決定!となる。

今年から無印の電気鍋を購入した。
これで卓上であったかいいまま鍋を楽しめる。
この鍋が温泉豆腐の量とぴったり合う。
すごい。温泉豆腐用鍋かと思うくらい。

作り方は簡単
1. 温泉水と切った豆腐を入れる。まだ火にかけない
2. 強火にする
3. グズグズしてきたら中弱火にする
4. しばらくすると温泉水が濁って豆腐がトロトロになると食べ頃

タレはポン酢でもいいが平川屋のごまダレがやはり合う。(これもスーパーに売っている)
このゴマだれは結構濃いのでちょっとずつ入れるのがいい。
トロトロの豆腐とゴマだれは何とも優しく仕事の疲れを癒してくれる。
七味をちょっとかけた豆腐は最高のつまみ。
私は冷たいビールとあったかい温泉豆腐を楽しむ。

ある程度豆腐を食べたら次は野菜を投入する。
よく入れるのは水菜とエノキ。
煮えたら薄切りの豚肉を入れて野菜と巻く。
豆腐が溶けて豆乳状態になったスープに肉と野菜がよく絡む。
これも優しい味で食べるたびにうまい。
豆腐もどんどん溶けていくのでその変わっていく状態を楽しむ。
本当はもっと食べたいけど今日はこれで我慢する。
それは次の日の朝に残しておきたいからだ。

次の日の朝。
温泉豆腐に野菜と味噌を入れて煮る。
そう。豆乳味噌汁にする。
味噌を入れることで昨日とはまた違う一面に出会える。
もう愛おしささえある。
これで残すことなく全て食べることができた。
豆腐でこんなに楽しめる鍋は他にあるのかなーと思う。

これが私の好きな温泉豆腐の食べ方。

ちなみに実家へのおみやげも温泉豆腐が多い。
みんなで食べる温泉豆腐もうまい。
ただし温泉水と豆腐は結構重いので2セットが精一杯。
だけど喜ばれるので買っていく。

温泉豆腐はネットでお取り寄せもできるし、東京でも大きなスーパーで売ってるとこを見たことがある。
見かけた際には是非買って試してほしい。
ただの豆腐ではない。

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