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『サンクスギビングを理解』🇺🇸 🗽
海外生活をしたことがない人にとって、サンクスギビングって聞いたことはあるけど、何だろう?としっくり来ていない人も多いはず。
私もその一人だった。
NYでとても心優しい友達が出来て、彼の実家でサンクスギビングを過ごすことになった。
マンハッタンから列車で小一時間。ニューヨーク州内ではあるが、そこは群馬や栃木を思わせる、自然豊かで、車がないと生活できない郊外。
気温もマンハッタンより格段に低い。
そんなこんなで、他にも色んなお友達が集まって、彼の実家でディナーの準備をした。
お母さんが朝からターキーをオーブンに入れていて、焼き加減を見ながら、マッシュポテトや豆のご飯や、付け合わせの野菜を準備する。
キッチンが料理だらけで、戦場になっていた。
うん、これはおせち料理と同じだ!
サンクスギビングはアメリカのお正月だ!と理解した。
しかも、サンクスギビングの翌日は"ブラックフライデー"と呼ばれる、年に一度の大セールがある。これは日本の初売りだ。
全部が理解できた。
アメリカは、年始は元旦以外は休まない。お正月はそんなに重要ではない。その代わり、サンクスギビングが大事なホリデーなのだ。
しかも、サンクスギビングは宗教に関係がない。一年の収穫をみんなで祝う"感謝祭"。だから、どの人種の人たちも1番楽しみにしているんだって。
あースッキリした。
さらに面白い知識として、
よくターキーのお腹にパンや野菜などstuffingと呼ばれる詰め物を入れて焼くと聞いたことがあるが、この家では詰め物はしていなかった。
stuffingとして、別皿でお米や野菜やマッシュポテトが準備されている。
なぜなら、ターキーのお腹に色々入れすぎると、火が通りにくくなったり、ターキーの細菌がstuffingに付着して、衛生的にも怖いらしい。
なるほど!と、色んな文化を肌で体感しながら、帰りの列車で爆睡のサンクスギビングでした。