『許せ、夫よ』🇺🇸 🗽

2020年1月9日 10:26

週末は見学したい催し物があり、NYから飛行機で2時間ちょいのテネシーへ。

会社員時代とは違い、自分の心の向くままに毎日を過ごしていると、
不思議と痩せて、肩こりもなくなり、インプットの日々に、これがやりたかったんだ！と痛感する。

しかし、テネシーに勢いで来てみたが、準備不足すぎた。
まず、バスに乗ったら、乗車賃が＄2で、＄20出したら、おつりなんかねーよ！と運転手がキレる。

困り顔でモジモジしてたら、呆れられて、とりあえず乗せてくれた（笑）

目的地に着いたら、運転手に改めてお金を払うと話すと、
あんたは中国人か？と聞かれる。

日本人だと言うと、なんだか顔色が変わって、やたらと身の上話をすることに。（彼はアメリカインディアンだった。）・

ここで泣きそうになった。

実は私には夫がいる。
6年も交際して、ようやく結婚することになったのに、私が自由過ぎて、NYに単身行くという破天荒ぶりを大地のような心で許してくれた。

その話をすると、運転手の奥さんも離れた所に住んでいて、Thanks givingでようやく会えると。

お前も寂しいだろうと、バス代をおごってくれた。

テネシーに来る直前に、夫と年末の帰国について話していた時に、
フライトが高いから、大晦日に帰国にしたいと告げると、
世界一能天気な夫が珍しく、
『早く帰って来い』と言った。

能天気な振りをして、実は寂しさを秘めているのかと思うと、自分の身勝手さを悔いた。

テネシーという、未開の地でも、家族を思う気持ちはみんな同じ。

NYに戻って、カーネギーホールで、「You raise me up」が熱唱されて、追い討ちで一人大号泣してしまった。

夫と長崎の家族が世界一好きだ。
大事な人がいるから、なんとか頑張れているのを忘れていた。

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