貧困生活を愉しむ〜人生は時にサバイバル〜
8月8日である。
ただ今我が家は貧困真っ只中である。
昨日、10日のお給料日まであといくらあるのかと同居人の従兄弟に訪ねたところ、
なんと、怖くて確かめていないとのこと。
何が怖いねん、この安月給が!と罵る(無職で養われの身の)わたしであった。
あと一個腕時計を質入れせなアカンかもなぁ…というリアルなつぶやきが聞こえる。
毎月のように歌舞伎町の質屋さんを出入りしている彼の腕時計だけど、
今回もまた、無事に戻って来れるよう祈るのみだ。
小鳥ちゃんの餌もいつものLLサイズをSサイズに変更せざるを得ずお給料が出てから補完することに。
事情を話して一応小鳥ちゃんに謝っておきました。
小鳥ちゃんの生活費に困ったことはありませんよ。
鬼滅の刃の日輪刀(一番安い水柱の刀)もジムの入会金も(たぶん家賃とかも)全てお給料日待ちなので、お給料が入っても一気になくなってしまう。
従兄弟はそれだけはなんだか切ないねんと言うが、そりゃそうだよなぁと、他人事のように同情する。
この安月給が!とか薄給男とか言って彼を罵りながら笑っていると一緒なら貧困も楽しいなぁと思う。
貧困と言っても今のところ衣食住には困っていないし、贅沢が出来ないだけの話だから楽勝だけど、
かつて水道電気ガスが全部一気に止まったり(水道が止まるのはわりと激貧&死活問題)家賃滞納でついに強制退去命令が出て夜逃げしたあの頃ですら、
貧困を楽しむことは出来ていたんだ。
カップ麺が二個買えずに文字通り一杯の掛けそば状態で分け合って暗闇で(たぶん電気が止まっていた)食べたことも、
全く現金がなくて食べられへんわと困った末、貯まっていたポイントでなんとかおにぎり一個買えて嬉しかったことも、
まだまだあるけど、とにかく楽しかったんだ。
困り果てたときにしか得られない喜びもある(笑)
あの奇跡のナントカ給付金で一人十万円が国から支給されたときなど、海外のセレブになったような錯覚をして、夢のかに道楽で二人宴会をしたものだ。
生活費以外に二十万円の収入があるだなんて、大昔会社員だった時代のボーナス以来の狂喜乱舞状態。
かに道楽などこのチャンスを逃したら一生行けないかもしれないようなところなのだから、貯金なんかしている場合か!!と張り切って道楽しに行った。
従兄弟は自分の給料が安いことに全く不満がないし、この先我が家が裕福になるかは疑わしいけれど、自分がいいなと思って選んだ仕事をしている。
それに、稼げる仕事より、わたしのためにも自由に時間が取れる仕事を選んでくれているので嬉しい。
ただ、ソレが国家の定めた最低賃金を下回っているという噂があり、貧困の正体はソレかと思われる…
噂だから知らないしどうでもいいけどね♪(´ε` )
お給料が入ったら、まず小鳥ちゃんの餌を追加補給して、またくるくる寿司に連れて行ってもらおう。
従兄弟はケチな男ではないので、そんなときはいつも何でも頼んでいいよーと自分から言ってくれる。
一応遠慮しているわたしだけど、たまには一皿三百円もするようなウナギやアワビも頼めちゃうのだ。
現在は、それが毎月恒例のお給料が入ったお祝いイベントになっていて、あと2日でまた行けるかも。
今夜は卵かけ納豆キムチごはんにしよう。一週間ほど同じメニューのような気もするが気にしない〜♪
あ、あと、これはお得情報だけど、都内だけかは分からないけど、ホームレスの方、障害者、生活保護世帯、失業者などの貧困層に、無償で食料を配給してくれるNPO法人がいくつかあるのでお知らせを。
一応何らかの条件があったはずで、初回は申請が必要だったと思うけど、毎回旅行用トランク持参で行くくらい大量に食べ物を提供してくれるので、もしものときのために知っておいて損はないと思います。
お米、消費期限が近いパン、レトルト食品、災害対策食品、バナナ、コーヒー、お菓子も入ってるよ!
鬼滅の刃ソーセージ(カード入り)とか入ってると、ほんと嬉しいんだからー(〃ω〃) みてみてー
NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンのサイト