第6話 🕘大阪ステーションホテル🕒
11月初旬、大阪ステーションホテルに宿泊した。今年の7月に新しくオープンしたばかりのホテル。大阪駅の西側が開発で大きく変わり、新しい改札やKITTEが出来ていて新鮮だった。数年前ここに何が出来るのだろうと工事中の建物を見上げていたのを懐かしく思い出した。
早速荷物を預けにホテルへ向かった。KITTEの中の入り口から入ったので少し分かりにくかったけれど、後にちゃんとした正面玄関があったことを知る。自動ドアが開くとKITTEの明るい雰囲気とは違って落ち着いた雰囲気のエントランスが広がっていてワクワクした。エレベーターで29階まで上がってフロントに向かうとパッと開けた明るい空間に出た。天気が良くて梅田の街並みが良く見えた。
荷物を預かってもらうだけのつもりが、この日はお部屋の用意がすでに出来ているとの事で11時にチェックインさせてもらえた。チェックアウトも14時にしてもらえたので、贅沢にほぼ丸一日ホテル滞在を楽しめてありがたかった。エレベーターで客室へ向かうと客室の廊下に入る前に透明の扉があった。そこにもカードキーをかざして入る仕組みになっていてセキュリティが素晴らしい。
いざ入室。
広々として落ち着いた配色。フカフカのベッドに大きなテレビ、何だか豪華な洗面台、しっかり洗い場まである広い浴室。入って5秒で「はい、好き」認定。
因みに冷蔵庫の中はフリーで飲んでも良いとの事で、ありがたくオレンジジュースを頂いた。高い味がした←
動画と写真を撮影しながら一通りルームツアーをした後、ホテル29階の「THE MOMENT」でランチをしにレストランへ向かった。
事前に予約していたためすぐに席に案内してもらえた。平日だったこともあってか、席には余裕があり予約していなくても普通に入れそうな感じではあった。
席についてびっくり。見てこの景色。ガラス張りで見晴らしが最高。
ランチは温製料理、魚料理、メイン料理のそれぞれ3種類ある中から1種類ずつ選ぶ方式。
ここで一つ失敗したことが。最初の心のままに食べたいものを選択した結果パスタ、ご飯、パンという炭水化物全制覇、フードファイターのラインナップになってしまった。これで大分満腹になってしまった。
そしてこの3種類以外はビュッフェスタイル。とにかく種類が豊富で目移りしまくりのラインナップ。どれを食べるかお腹の空きと相談しながら探索した。本当はもっと食べたいメニューがあったのに厳選に厳選を重ねた選抜メンバーだけを頂いた。
ケースの中に綺麗に並べられたお寿司のネタを選んで握ってもらえたり、ローストビーフをカットしてもらえたり、モンブランを目の前で絞って出してもらえたりただ見ているだけでも飽きない。
パンの種類も豊富でどれも美味しそうだったけれど全く食べられなかったのが残念。
あとは何と言ってもデザートコーナー。フルーツ好きの私には夢の空間すぎて全部食べたいのに胃袋と相談の後苦渋の決断で諦めた。クッキーやフィナンシェも美味しそうだった。パンや焼菓子類の一部はKITTEの1階でも販売していた。
とにかく美しい料理が綺麗に並べられていてほぼ美術館だった。見ているだけでも楽しい。心残りはあるけれど、綺麗な景色と美味しい食べ物に囲まれて幸せ空間だった。
お値段は平日のランチで8000円(税込)なので決して安いというわけではないけれど、その価値は充分にあり。寧ろメニューや立地、雰囲気など諸々考えるとこの値段はかなりお得で、お祝いやご褒美にはぴったりだと思うし何もなくてもまた来たい。
ホテルは昔の大阪駅をモチーフに作られた部分がいくつもあって、そういった細かい部分を見つけるのが楽しかった。
これはウォーターステーション。
中でも綺麗に写し出された時計が一番印象に残っている。
そして夜も更け、待ってました夜景タイム。
これは都会だからこそ見られる景色。
旅行に行くとどうしても外出しがちでホテルは寝るだけの場所という場合もあるけれど、こんな風にただホテル滞在を楽しむという過ごし方をするのも好き。
これからもまだまだ大阪は開発されてどんどん新しいホテルや建物が出来るそう。もう完成されたように見えていた場所が新しく進化していく仮定を見るのは楽しい。
来月の旅行はニュージーランドから約半年振りの海外。楽しみが止まらない。