バンドマン社長の未来地図vol.53
6月9日が大事な日になってから2年目。
今日は、父の命日。
2年も経つのに、今だに2秒で泣ける。
その涙は、寂しいとか懐かしいとかいろいろあるけど、
やっぱり圧倒的に悔しいって気持ちが大きい。
悔しいって気持ちはまったく、しつこく後味が残る。
でも、だからこそいつまでも自分を突き動かす燃料にもなるのだと思う。
どうも、IRabBits麻衣子です。
今年は久留米の実家に帰れなかったけど、
マリンFMのラジオ生放送に呼んで頂いて、
生演奏までさせてもらってきました。
6月9日に出演させてもらうということで、
父に宛てて書いた『七光れ』を歌おうということは決めていたので、
朝のランニングで横浜の海沿いを走りながら
久しぶりに音源で聴いたら、今までと違う響き方がして驚いた。
コロナ禍の生き方、どれぐらい迷っただろうってぐらい悩んできた。
もちろん今も継続中なのだけど。
最初は、これが正しいのか間違いなのか、
困った時には父に問いかけて、どうして生きていてくれないのかと泣けてきたり。
でも、当たり前だが答えは誰からももらえない。
自分で決断して這い上がり続けるしかないわけで。
凹んでは立ち上がってを繰り返すうちに、
もはや正解か不正解かを探すことより、
この心を真っ直ぐに保って未来を見続けること、それさえできていれば何とかなる。というか、それが全てだなぁと思うようになった。
そうするとね、どんな状況でも頑張れる状況があるってこと、
それだけで幸せじゃないかという声がどこからか聞こえるようになった。
意識不明で倒れる直前まで、ベッドの上から仕事をしていた。
足が悪くなって板場に立てないのならテレビ電話で従業員に指導してた。
依頼していた宣材用の看板のデザインが、倒れた後に送られてきた。
余命を知らずに亡くなった父は、
意識を失う直前まで仕事をしていた、未来を見ていた。
その仕事がやりたくてもできなくなってしまった事、
それが私に今も圧倒的にぶっ刺さっている悔しさの根源だ。
だから、コロナ禍だろうが何だろうが、
仕事ができるなんて、それだけで幸せじゃないかと、
正解なんて何でもいいのだと、やれる事は全部やれと、
そんな声が聞こえてくるようになったのだと思う。
それはとても清々しい光みたいな感情で、
『七光れ』というモノクロで悲壮感を纏っていた曲が、
七色の原色に光って聴こえるようになったのはそのせいだと思う。
今書いていて、思った。
本当に偶然なのだけど、
今日のラジオの生放送、私たちの前に横浜市中区長の直井さんが出演されていて、
なんとわざわざ残って私たちの生演奏を聴いてくださっていた。
父が引き合わせてくれたご縁なのかと思った。
マリンFMのスタッフの皆さんも目の前で涙ながらに聴いてくださった。
幸せな空間だったなぁと思う。
パワーをもらった一日でした。
頑張ろう、頑張ろう。
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もう増えることのない、父との写真。
フォルダーから引っ張り出してみる。
はたして指で何の数字を作ろうとしてたのか、、忘れてしまったな。
忘れていくこと沢山。
だからこそ、覚えてること、覚えておきたいことは記していこう。
改めて決意。
ユーダイとは、69の日を作ってみた。
朝から晩まで音楽にまみれて、
今は営業後の季ららYokohamaでこれを書いている。
良い日だったな。
どこまで行けるのか、、どこかで見ててくれたらと思う。
「私があなたを超えてくまで」