99.9%成功する仕掛け-藤田康人著
食品素材メーカーの立場から、キシリトール入りのガムを噛むというライフスタイルを日本中に浸透させた仕掛けの著書。
BtoBの事業会社の立場から消費者に向き、キシリトールがある日本の世の中はどんな風に変わっているかをより明確にイメージした上で、立場の違う企業や人たちを束ねて、「win-win-win」の関係を構築していく、という話。
そのサービスのある世界を、ライフスタイル化するのは、消費者、事業者、自治体などはどういった状態なのか?
ライフスタイル化している状態は、具体的にどんなシーンでどんな風にそのサービスを接点を持っている、関わる人たちにどんなストーリーがあるのかをイメージし尽くした先にプロダクトとしてどういうマーケティングをしていくのかということが書かれており、プロダクト広報の入り口として大変勉強になりました。
あと、心に残ったのは、「事実を作る」
メディアが取材したくなる事実を専門家の分析の中から、もしくは導入事例などの事実を作っちゃう!という話。
この視点で各所を巻き込んで広報活動ができると強いぞ〜と思ったのでした。
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