社会人を卒業しました🌸

約5年勤めた会社を卒業した。
れっきとした、ニート兼学生になった。
前職の会社では退職を卒業と呼ぶ。
ちょっと味がある会社で
年に1回真面目な大人のお遊戯会がある。
2020年はコロナにより、中止だった。
各部署でストーリーを作り
演者の演技指導、ミュージカル風に
ダンスも踊ったりする。
真面目にやってないと、
マジで上司から怒られる。
手を抜くな、真剣にやれと。
最初の頃、新入社員は
そのノリについていけないが
練習していると不思議で馴染んでくる。
そうやって、チームワークを
作っていたのかもしれない。
大人が真面目にお遊戯会をしている姿は
今、思い出しても笑けてくるが
とても楽しい日々だった。

私は5年前、動物看護師の
経験しかないため
営業もパソコンもできなかった
スペック皆無の私を見放さず、
パイセンたちは優しく教え
時にはお尻を拭いてくれた。
営業していると苦しいこともあったが
周囲の人間関係が良すぎたので
楽しかった想い出しか思い出せない。

こんな良い職場には
もう、出会えないかもしれない。
ここにいた方が福利厚生も
充実してて困った時に手を
差し伸べてくれ、助けてくれる。
金銭的にも困らない。
産休育休もとれ、子どもを優先しながら
時短で働くこともできる。
急な休みだって快く受け入れてくれる。
働く女性に優しい会社だ。
何も不満がなかった。
だから何度も、何度も、
看護学校受験を諦めようとした。
そこまでしてどうするんだ。
奨学金の返済が増えるだけだ。
実習もきついし、看護師はきつい仕事で
さらに、今はコロナで大変だ。
学校に行くから婚期も遠のく。
婚期も遠のけば、高齢に伴い、
子どもも産めるか分からない。
全てを捨てる覚悟が
卒業する直前までできなかった。
今もそんな覚悟出来てるか分からない。
それでも、諦めきれなかった。
意味が分からない。自分でも。
仮にこのままOLして、結婚して
子どもや育児をしても
私は、後悔するだろうと思った。
看護師になりたかったと。
そんな思いを抱きながら、
生活するのは、まだ見ぬ家族に
失礼だと思った。
こんな偉そうなこと書いて
全てを捨てるつもりは毛頭ないのだが
捨てる覚悟で挑まなければいけない。
例え、最悪のパターンになったとしても
全ての責任は私にあると
思い生きていたら、 
どんな結果になろうと
受け入れると思うのだ。
最悪のパターンを想像してたら
ちょっと良いことが
起きた時に幸せを感じれる。
この世は、特に日本に
産まれたことは幸せだ。
大人になっても自分が、
好きなことさせてもらえるのだから。
ありがとう!菅総理。
ガースも働きながら大学のお金を貯め
苦労しながら政治家になったという。
マスコミのイジリに
負けずに頑張ってほしい。

話が紆余曲折したが
入学までの1ヶ月、宿題をしながら
人生最後のニート期間を楽しもうと思う。

門出を迎えた全ての人たちに幸あれ🇯🇵


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