サンドバッグ~精神的DVの果てに~
いつもワタシを見守ってくれて
本当にありがとう
アナタに言われて やっと
自分が「サンドバッグ」だったと
気付けたよ
届かない言葉
全く伝わらない想い
踏みにじられる尊厳
要求される事を受け入れるのみ
それしか許されない
愛情だと 思いやりだと
思っていたの
この世が生き難い彼の
心に寄り添ってあげたい
そう思っていたの
でも ワタシはただの
「サンドバッグ」だったね
一方的に押し付けられ叩かれ
踏みしだかれぶつけられ
ワタシの声なんか届かない
もう二度と「サンドバッグ」には
ならない そう決めたの
アナタがワタシに気づかせて
くれたから
見守ってくれてるから
二度とワタシの尊厳を
あの手に委ねない
ワタシの心を殴り続ける
あの手には