ただただ好きな組み合わせ②
純米酒と焼きおにぎり新酒をいただくために、朝6時台の飛行機で2月の庄内へ飛ぶくらいには日本酒が好きだ。年に1度会う知人たちと、雪のちらつく中アテとビールを消費しながら蔵へ並び、今年の味を身体に染み込ませる。長らく通っていると、同じ酒蔵の同じ銘柄でも、自分の好きなお米の風味や新しい匂いの誤差レベルの発見と会得があり、自分の身体能力ののびしろをひそかに実感できて愉しい。
日本酒のデータ(から読み解くうんちく)が好きな人には申し訳ないけれど、日本酒度や精米歩合はどうでもいい。
・口