ヘンダーソン_COPD_在宅酸素療法開始後5日目
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【今回の情報】
患者情報:
名前: A氏
年齢: 72歳
性別: 男性
病名: 慢性閉塞性肺疾患(COPD)、在宅酸素療法開始時
介入: 在宅酸素療法開始後5日目
現病歴:
A氏は、72歳の男性で、40年間に渡り1日30本の喫煙を続けてきました。10年前に慢性的な咳、痰、息切れを主訴に病院を受診した結果、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と診断されました。診断後も喫煙を続けたため、症状は徐々に悪化し、特に息切れが顕著となり、日常生活に支障をきたすようになりました。
近年、安静時のSpO2が低下傾向にあったため、主治医は在宅酸素療法の導入が必要と判断しました。A氏は5日前から在宅酸素療法を開始し、現在は1L/分の酸素を継続的に使用しています。酸素療法開始後、息切れは若干改善傾向にありますが、依然として日常生活動作(ADL)に制限がある状態です。
既往歴:
A氏は、COPDに加えて高血圧症と脂質異常症を併発しています。これらの疾患に対しては、それぞれ降圧薬とスタチン系薬剤を服用中であり、病状は安定しています。
身体所見:
A氏の身体所見は以下の通りです。
体重: 60kg
身長: 165cm
BMI: 22.0 (標準範囲)
血圧: 130/80mmHg (降圧薬にてコントロール良好)
脈拍: 88回/分、整
呼吸数: 24回/分 (軽度頻呼吸)
SpO2: 90% (室内気)、95% (酸素1L/分)
呼吸音: 両肺野にwheeze (喘鳴) を聴取
頸静脈怒張: なし
下腿浮腫: なし
身体所見からは、COPDに特徴的な呼吸器症状が認められますが、心不全の徴候は明らかではありません。
検査所見:
A氏の検査所見は以下の通りです。
血液ガス分析 (室内気):
pH 7.38 (正常範囲)
PaCO2 50mmHg (高値)
PaO2 60mmHg (低値)
HCO3- 28mEq/L (代償性代謝性アルカローシス)
SaO2 90% (低値)
胸部X線:
両側肺野の透過性亢進 (肺気腫像)
横隔膜の平低化 (肺の過膨張所見)
スパイロメトリー:
FEV1 1.2L (予測値の40%) (重度の閉塞性換気障害)
FEV1/FVC 50% (閉塞性換気障害パターン)
検査所見からは、重度のCOPDが示唆されます。血液ガス分析では、慢性的な高二酸化炭素血症と低酸素血症が認められ、代償性の代謝性アルカローシスを伴っています。胸部X線とスパイロメトリーの結果も、COPDに特徴的な所見を示しています。
社会的背景:
A氏は、70歳の妻と2人暮らしです。子供は独立し、別居しているため、日常生活における介助は主に妻が担っています。妻は非常に協力的ですが、高齢であるため、A氏の介護に対する不安を抱えています。
経済的には、それほど余裕はありませんが、在宅酸素療法に必要な費用は何とか工面できる状況です。ただし、長期的な治療継続に伴う経済的負担は、徐々に大きくなることが予想されます。
以上が、A氏の詳細な事例となります。この情報を基に、看護アセスメントを行い、適切な看護計画を立案していくことが求められます。その際には、A氏のCOPDの重症度、在宅酸素療法の管理、ADLの維持・向上、妻の介護負担の軽減、経済的支援などの視点を持つことが重要です。
【アセスメント】
1.正常に呼吸する
〇呼吸数、肺雑音、呼吸機能、経皮的酸素飽和度、胸部レントゲン、呼吸苦、息切れ、咳、痰喫煙歴、アレルギー、自宅周辺の大気環境
正常に呼吸する
疾患の簡単な説明:
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、タバコ煙などの有害粒子やガスの長期吸入により、気道および肺実質の慢性炎症を引き起こす疾患である。炎症により気道が狭窄し、気流制限が生じるため、呼吸機能が低下する。COPDは進行性であり、適切な治療を行わない場合、呼吸不全や心不全などの重篤な合併症を引き起こす可能性がある。
呼吸数、SPO2、肺雑音、呼吸機能、胸部レントゲン:
A氏の呼吸数は24回/分であり、軽度の頻呼吸が認められる。室内気でのSpO2は90%と低値であるが、酸素1L/分の投与により95%まで改善している。両肺野にwheeze (喘鳴) が聴取されており、気道閉塞の存在が示唆される。スパイロメトリーでは、FEV1が予測値の40%、FEV1/FVCが50%と、重度の閉塞性換気障害が認められる。胸部X線では、両側肺野の透過性亢進と横隔膜の平低化が観察され、肺気腫の所見と一致する。これらの所見から、A氏の呼吸機能は著しく低下しており、在宅酸素療法が必要な状態であると判断される。
呼吸苦、息切れ、咳、痰:
A氏は、呼吸苦と息切れを主訴としている。特に息切れは日常生活に支障をきたすほど顕著であり、呼吸機能の低下による症状と考えられる。また、慢性的な咳と痰も認められており、気道の炎症を反映している可能性がある。これらの症状は、COPDの典型的な呼吸器症状であり、病状の進行とともに増悪していくことが予想される。
喫煙歴:
A氏は40年間に渡り、1日30本の喫煙を続けてきた。喫煙は、COPDの最大の危険因子であり、A氏の長期の喫煙歴が現在の病状に大きく関与していると考えられる。喫煙の継続は、更なる呼吸機能の低下や合併症のリスクを高めるため、禁煙が強く推奨される。
呼吸に関するアレルギー:
A氏の呼吸に関するアレルギーの有無については、情報が不足しているため、追加の情報収集が必要である。
看護での課題:
A氏の呼吸機能は著しく低下しており、在宅酸素療法が開始されているが、適切な酸素管理と療養指導が必要である。また、呼吸苦や息切れなどの症状に対する緩和ケアも重要な課題である。さらに、A氏の喫煙習慣は、病状の進行を助長する可能性があるため、禁煙支援が必要不可欠である。
総合的なアセスメント:
A氏は、長期の喫煙歴を有する72歳の男性であり、COPDを発症している。呼吸機能は重度に低下しており、在宅酸素療法が開始されている。呼吸苦や息切れなどの症状が日常生活に支障をきたしており、QOLの低下が懸念される。また、喫煙の継続が病状の進行を助長する可能性があるため、禁煙支援が必要である。加齢に伴う呼吸機能の低下も考慮すると、A氏の呼吸ニーズは未充足の状態にあると判断される。今後は、適切な在宅酸素療法の管理、呼吸リハビリテーションの実施、禁煙支援、および症状緩和に向けた看護介入が求められる。
2.適切に飲食する
〇自宅/療養環境での食事(水分含む)摂取量、摂取方法、嗜好品、アレルギー、身長、体重、BMI、必要栄養量、身体活動レベル、食欲、嚥下機能、口腔内の状態、嘔吐、吐気、血液データ(TP、Alb、Hb、TG)
適切に飲食する
食事と水分の摂取量と摂取方法:
A氏の食事と水分の摂取量および摂取方法については、情報が不足しているため、追加の情報収集が必要である。
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