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オレム_脳梗塞_入院7日目


【はじめに】

このブログでは、看護学生の効率的な学習を支援するため

コピペ可能なアセスメントと看護計画を提供しています!

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それでは、看護学生ライフを楽しんでください!

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【今回の情報】

S情報(本人と家族の言葉):
「早く歩けるようになりたいけど、どうしたらいいか分からない。リハビリ頑張るしかないのかな。」(A氏)
「父は昔から頑固な性格だから、こんなに動けなくなって悔しいでしょう。でも、無理はせずにリハビリ頑張ってほしいです。」(長男)
「主人が倒れてから、私も体調を崩してしまって。でも、主人の為にも私が元気にならないと。」(妻)
O情報:
氏名:A氏(72歳、男性)。身長170cm、体重65kg。妻と2人暮らし。長男夫婦が近くに住んでいる。元会社員(事務職)。真面目で几帳面な性格。
飲酒は付き合い程度。喫煙は40年前に禁煙。趣味は読書とゴルフ。
食事は普通食を1日3回摂取。水分は1日1500ml程度。嚥下力は問題なし。入院前は自立していたが、現在は全介助。
認知機能に問題なし。睡眠は入院前は問題なかったが、現在は夜間の不眠あり。
服薬は入院前は自己管理できていた。現在は看護師管理。
コミュニケーションは問題なし。言語明瞭。
排尿は尿道カテーテル留置中。排便はオムツ使用。入院前は自立していた。
歩行は平行棒内で軽介助。移乗は中等度介助。入浴は機械浴で全介助。着脱は全介助。入院前はすべて自立していた。
アレルギーなし。特別な宗教の信仰はなし。
X月Y日、自宅で倒れているところを妻が発見。救急搬送され、左被殻出血の診断で入院。
入院時JCS 1-2。右片麻痺あり。発症2日目に開頭血腫除去術を施行。術後より意識レベルは改善傾向。
バイタルサイン
(入院時)BP 189/102mmHg, HR 72bpm, BT 36.8°C, RR 18/min, SPO2 96%
(入院3日目)BP 145/92mmHg, HR 68bpm, BT 36.5°C, RR 16/min, SPO2 98%
(現在)BP 128/78mmHg, HR 66bpm, BT 36.6°C, RR 14/min, SPO2 99%
内服薬
アムロジピン錠2.5mg 1T 1×M
ファモチジン錠10mg 1T 1×M
エナラプリルマレイン酸塩錠2.5mg 1T 1×M
採血データ
TP 7.2g/dL, Alb 4.1g/dL, BUN 12mg/dL, eGFR 55mL/min,
K 4.1mEq/L, Na 138mEq/L, Hb 14.5g/dL, WBC 6400/μL
T-Cho 220mg/dL, TG 180mg/dL, AST 32U/L, ALT 28U/L,
γ-GTP 55U/L, CRP 0.32mg/dL, BS 112mg/dL, HbA1c 5.8%
既往歴:高血圧(X-10年~)、脂質異常症(X-8年~)、胃潰瘍(X-15年)
現在の介入日:入院7日目

入院経緯:
X月Y日、A氏は自宅の庭で作業中に突然倒れ、呂律が回らなくなった。妻が側にいたため、すぐに異変に気づき、救急要請。
・救急隊到着時:意識レベルJCS 10、右片麻痺を認めた。
・病院到着時:意識レベルJCS 1-2。
・頭部CT:左被殻に血腫を認め、左被殻出血の診断で緊急入院。

治療経過:

  1. 入院日(発症当日):

    • 意識レベル:JCS 1-2

    • 身体所見:右上下肢の不全麻痺あり

    • 頭部CT:左被殻に約30mLの血腫

    • 治療:降圧療法開始(ニカルジピン持続静注、エナラプリル内服)

  2. 発症2日目:

    • 意識レベル:JCS 1-2

    • 身体所見:右上下肢不全麻痺は変化なし

    • 治療:血圧コントロール継続、開頭血腫除去術施行(手術は順調に終了)

  3. 発症3日目(術後1日目):

    • 意識レベル:JCS 1

    • 身体所見:右上下肢不全麻痺は変化なし

    • 治療:血圧安定、ニカルジピン静注中止し降圧剤内服へ移行、抗浮腫薬投与開始

  4. 発症4日目(術後2日目):

    • 意識レベル:JCS 1

    • 身体所見:右上下肢の不全麻痺は軽度改善

    • 評価:嚥下機能評価で軽度の嚥下障害あり

    • 治療:理学療法開始

  5. 発症5日目(術後3日目):

    • 意識レベル:JCS 0

    • 身体所見:右上下肢の不全麻痺は軽度改善傾向

    • 治療:嚥下訓練開始、理学療法継続

  6. 発症6日目(術後4日目):

    • 意識レベル:JCS 0

    • 身体所見:右上下肢の不全麻痺は改善傾向だが残存

    • 治療:嚥下訓練継続、理学療法継続、起立・移乗訓練開始

  7. 発症7日目(術後5日目):

    • 意識レベル:JCS 0

    • 身体所見:右上下肢の不全麻痺は改善傾向だが残存

    • 治療:嚥下訓練継続(嚥下機能の改善を認める)、理学療法継続、起立・移乗訓練継続、平行棒内歩行訓練開始


【アセスメント】

普遍的セルフケア要件

1.空気を十分とり入れること

現在の問題:
・右片麻痺があるため、深呼吸や体位変換が十分にできず、無気肺や肺炎のリスクが高い。
・長期臥床により、換気が不十分になる可能性がある。
・痰の喀出力が低下しているため、気道クリアランスが不十分である。

将来の問題となる可能性:
・無気肺や肺炎が発症し、呼吸状態が悪化する可能性がある。
・長期臥床により、呼吸機能が低下し、日常生活動作の制限につながる可能性がある。
・気道クリアランスが不十分なまま経過すると、呼吸困難感が増強する可能性がある。

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