ヘンダーソン_大腿骨頸部骨折後 骨粗鬆症_入院7日目
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それでは、看護学生ライフを楽しんでください!
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【今回の情報】
S情報
・A氏「痛みはだいぶマシになったけど、これからの生活が心配だわ。」
・A氏「お風呂に入るのも大変だし、外出もなかなかできないのかしら。」
・A氏の夫「家でもリハビリを頑張ってもらわないとね。でも、無理はしないでほしい。」
・A氏の娘「お母さんの回復を信じています。私たちも協力するから安心してください。」
O情報
・氏名:A氏(佐藤花子)、女性、78歳、身長153cm、体重48kg。
・夫(82歳)と2人暮らし。娘家族が近くに住んでいる。
・元小学校教諭。真面目で几帳面な性格。
・飲酒・喫煙はなし。読書と編み物が趣味。
・既往歴:10年前に胆石で手術。5年前から高血圧で内服治療中。3年前に骨粗鬆症と診断され、ビスホスホネート製剤を内服していた。
・食事は1日3食、常食を7割程度摂取。水分は1日1000ml程度。嚥下力は問題なし。入院後も食事摂取量に大きな変化なし。
・HDS-R:26点。明らかな認知機能低下なし。
・入院前は6時間程度の睡眠。夜間トイレ1〜2回。入院後は痛みのため睡眠が2〜3時間と不良。
・入院前は内服薬を自己管理。現在は看護師管理だが、自己管理に向けて調整中。
・日中はテレビを見たり本を読んだりして過ごす。家族とのコミュニケーションは良好。
・排尿は日中7〜8回、夜間1〜2回。尿意・尿量ともに問題なし。排便は2日に1回程度。
・入院前はふらつきがあり、屋内は手すりや杖歩行。屋外は娘に付き添ってもらい外出。着脱・入浴は一部介助。現在はリハビリ中で、病棟内を歩行器で移動。着脱・トイレは一部介助。
・アレルギーなし。特別な宗教の信仰なし。
・1週間前、自宅で転倒して受傷。背景には骨粗鬆症による骨脆弱性が関与していると考えられる。A総合病院へ救急搬送され、右大腿骨頸部骨折の診断。3日前に人工骨頭置換術を施行。
・バイタルサイン
・入院時:BP138/82mmHg, HR68bpm, BT36.8℃, RR18, SpO2 97%(room air)
・入院中:BP130/74mmHg, HR72bpm, BT36.9℃, RR16, SpO2 95%(room air)
・現在:BP128/70mmHg, HR70bpm, BT36.5℃, RR14, SpO2 98%(room air)
・内服薬
・アムロジピン5mg 1錠 朝食後
・ランソプラゾール15mg 1錠 朝食後
・エチゾラム0.5mg 1錠 眠前
・ロキソプロフェン 60mg 1錠 毎食後
・アレンドロネート35mg 1錠 週1回朝食後
・採血データ
・TP 6.8 g/dL, Alb 4.0 g/dL, BUN 18.0 mg/dL, eGFR 58 mL/min,
・K 4.2 mEq/L, Na 142 mEq/L, Hb 11.5 g/dL, WBC 5200 /μL
・CRP 1.5 mg/dL, Ca 8.8 mg/dL, AST 24 U/L, ALT 18 U/L
・T-Cho 210 mg/dL, HDL-C 52 mg/dL, LDL-C 128 mg/dL
・TG 105 mg/dL, HbA1c 5.6 %
【入院経緯と治療経過】
4月20日:自宅にて転倒し右大腿部を強打。A総合病院整形外科に入院。骨密度検査では骨粗鬆症の所見あり。バイタル安定。右下肢シーネ固定、安静指示、鎮痛剤開始。
4月21日:手術の方針説明し同意。全身状態評価し手術可能と判断。
4月23日:全身麻酔下で右人工骨頭置換術施行。術後経過良好。
4月24日:安静度ベッド上フリー。リハビリ開始。
4月25〜27日:起き上がり・端座位練習開始。平行棒内歩行へ。
4月28〜30日(現在/術後7日目):歩行器歩行、ADL一部介助。T字杖歩行練習開始。骨粗鬆症は退院後治療継続、定期フォロー必要。内服自己管理に向け調整中。
【アセスメント】
1.正常に呼吸する
〇呼吸数、肺雑音、呼吸機能、経皮的酸素飽和度、胸部レントゲン、呼吸苦、息切れ、咳、痰喫煙歴、アレルギー、自宅周辺の大気環境
正常に呼吸する
【疾患の簡単な説明】
A氏は骨粗鬆症を背景とした大腿骨頸部骨折により入院し、人工骨頭置換術を受けた。現在は術後7日目であり、呼吸器疾患の既往は特に見られない。
【呼吸数、SPO2、肺雑音、呼吸機能、胸部レントゲン】
・呼吸数:14回/分
・SpO2:98%(room air)
・肺雑音:清明
・呼吸機能:特に問題なし
・胸部レントゲン:明らかな異常所見なし
上記の所見より、A氏の呼吸状態は安定しており、問題はないと評価できる。
【呼吸苦、息切れ、咳、痰】
現在、呼吸苦や息切れ、咳、痰などの呼吸器症状は見られない。
【喫煙歴】
A氏に喫煙歴はない。
【呼吸に関するアレルギー】
A氏にはアレルギーの既往がなく、呼吸に関連するアレルギーも特に見られない。
【総合的なアセスメント】
A氏は78歳と高齢であるが、現在の呼吸状態は安定しており、呼吸器疾患の既往もない。バイタルサインやフィジカルアセスメントの結果からも、呼吸に関する問題は見られない。喫煙歴やアレルギーもなく、呼吸に影響を及ぼす明らかなリスク因子は確認できない。
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