こどもラジオ始めました
外出自粛期間中にユーチューバーの真似をしてよく自分たちで動画を撮っていた。私はこれをすごく気に入っていて。何が良いかというと、動画に撮るというだけで子どもたちはなんでもやる気になるのだ。人に見られているというだけで誰しも行動は変わってくるもの。何なら、グズグズとご飯を食べないでいる娘にじゃあyoutube撮っちゃおうっかな〜。とインカメで動画を撮りながら実況しだすと、その気になって食べるという使い方をしていたくらい(笑)
もう一つは表現力と瞬発力がつくなと思った。「人に何かを伝える」というプレゼンテーション能力のようなものは、youtube世代はもしかしたら私たち世代より長けているのかもしれない。私はあまりyoutubeを見ないのだけど、よく見ている子どもたちにカメラを向けると、なんだかそれっぽく紹介をし始めるのだ。そしてカメラを撮っているのにじーっと何も喋らない訳にもいかないから、高速で考えて言葉にするという瞬発力も鍛えられる(・・気がする)。
そんな訳でこのユーチューバーもどきの動画撮影はたくさんしていたのだけど、私が顔出しが気になるのでどこにも配信はせず。でも物によっては「え、それいいじゃん!」と思う日もあって、もったいないような気もしたり。そこでラジオだったら!となったのだ。
もう一つは、先にも書いたように私自身があまりyoutubeを見ないというのが理由にあった。別にyoutubeが嫌いな訳ではないのだけど、映像があると手が止まってしまうので、ただ単純になかなか見る時間がないのだ。逆にポッドキャストはながらで聞けるので、皿洗いをしながら、料理をしながら、洗濯を干しながら、と家事をしながらよく聞いている。片手間で聞けて、しかも最後まで聞けなくても続きをいつでも聞けるというのが今の自分のライフスタイルにあっているのだ。親友のママ友も全く同じようなスタイルでポッドキャストをよく聞いている。
たぶんyoutubeとポッドキャストはファン層がちょっと違うんだろうな。だったら自分のライフスタイルに似たスタイルの人たちに届く方が良いんじゃないか、ということでポッドキャストにすることにした。
私が使ったのはAnchorというアプリ。これがとっても簡単でおすすめ。ただ声を録音してBGMを選ぶだけ(BGMも結構いろいろ選べる)。これで配信すれば、勝手にspotifyなど主要ポッドキャストサイトにリンクして他のツールでも聞けるようにしてくれるというのがありがたい。(私はよくspotifyとapple podcastを使っている)
こんなに簡単にそれっぽい番組が作れてしまうのだから、今は本当に誰でも発信ができる世の中なんだなと思った。これからこんな風に子どもユーチューバーならぬ、子どもDJのような子たちも増えてくるのかもしれない。(私が知らないだけでもういるのかな?)
今はYouTubeがやっぱり勢いがあるけれど、きっとこの先、時代に合わせて媒体は多様化し、その勢力図も変わってくるんじゃないかと思っている。新しいメディアもまた生まれていくだろうし。その中でポッドキャストがどういう立ち位置になっていくのかは、あまり先読みの得意でない私には皆目見当もつかないけれど(笑)、でも私自身はこのメディアがとても居心地が良くて気にっているので、うまく付き合っていきたいなと思っている。
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「マンゴーといちご」という番組名も子どもたちが考えました。