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易経解説21番から30番と卦ごとの対策
▲▲易経21-30▲▲
◆21番 からいぜいこう
からいぜいこうのぜいは噛むでこうは上のアゴと下のアゴがかみあわさる意味があり、噛み砕く意味です
口の中が口内炎や虫歯などがあるとたべにくいし噛むのに時間がかかるし疲れるのでスムーズにいかないことがあったら障害物を取り除くや、奥歯に物が挟まったような言い方をしがちでうまく伝わらなくて疲れるなどの意味があります
この卦の対策
言い過ぎない
横やりや障害が起きてもめげない
◆22番 さんかひ(山火賁)
さんかひのひは飾る、着飾るの意味があり、上に山、下に火は火山の噴火を表していて、かなり遠くから火山を見るときれいだなと思う方もいるかもしれませんが火山の近くの方は大変なので外側はきれいだが内側は苦しいという意味があります
この卦の対策
隠れたアクシデントには注意を払うこと
見通しがきかない時期なので目先のことに集中していくこと
表面的なことだけでなく冷静に今の現状を調べること
◆23番 さんちはく(山地剥)
さんちはくのはくは剥ぎ取るの剥で、飾った部分を剥ぎ取るという意味や目立って強盗からから身ぐるみ剥ぎ取られたという意味があります
この卦の対策
危機管理はしっかりとする
周りを信用しすぎない
いさぎよく方向を変える
人任せにしない
◆24番 ちらいふく(地雷復)
ちらいふくの復は回復、復活の復です
またちらいふくは12月を表しますが12月は冬至があって、冬至を過ぎたら少しずつ昼が長くなり陽が復ってくる意味もあります
この卦の対策
やり直すには吉
過去の経験を活かしていく
力不足なのでゆっくりやる
基本を大事にする
◆25番 てんらいむぼう(天雷无妄)
てんらいは天に雷ですがむぼうの意味は実際に災害が起きても慌てないで冷静にして今できることをやる、背伸びをしないでなりいきに任せるという意味があります
この卦の対策
自分でできることをやる
なりいきに任せる
時間が解決してくれるから考えすぎない
◆26番 さんてんたいちく(山天大蓄)
石のようなものでもコツコツ積み上げていくといつかは大きなピラミッドのようなものにもなるよという意味と、順調に進んでいたけど障害物がじゃまをして前に進むことができない時なので今は実力を養うといいよという意味があります
この卦の対策
今は実力を蓄える時で今後の為に知識やお金を蓄えるとよい時期です
障害や横やりが入っても方向性は変えなくてもよいです
チャンスを待ってください
◆27番 さんらいい(山雷頤)
精神的に学んできて獲得してきたものはなくならないし言葉に表れるので言葉が大事で、さんらいいの頤は上のあごと下のあごの卦で食べる、養うという意味があります
この卦の対策
歯や消化器に注意する
誤解を招くような発言には注意する
対立せずに仲良く食べる
バランスの取れた食事を食べる
◆28番 たくふうたいか(沢風大過)
たくふうたいかの大過は大いに過ぎる、全体の量的に重すぎたり大きすぎるけれども支えが弱いという意味で荷が重いやストレスやプレッシャーに耐えられないとか打たれ強いという意味があります
この卦の対策
欲や執着に気づいてそれ以上追わない
グレーゾーンはやめて0か100か、白か黒かを決める
かたよった考えはやめる
◆29番 かんいすい(坎為水)
一難去ってまた一難だからこそ水を見て学んでみる時期です
気苦労が多かったり寂しいとお酒に走ったりしがちです
人にもまれた海千山千の方は人格が上がります
水のようにグラスに入ればグラスの形になったり流れてみたり浸透したり水のように生きる時期です
自分を信頼して習慣を作ることです
この卦の対策
今はやり過ごして過ごして時期を待つ
意識を変えること
研究や勉強する
◆30番 りいか(離為火)
火の象徴が二つあり暗闇に火がついたら明るくなることからわからなかったものがあきらかになるや、火はそのうち消えることから熱しやすく冷めやすい意味があるのでモチベーション維持をしての意味があります
この卦の対策
執着は手放す
法律やルールを知る
早め早めに対処すること