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高校の同級生 Hくん 関係の始まり編
高校と大学と一緒だった男の子がいるのですが、
偶然にも職場も同じだったので、
社会人になってからも仲良くしていました。
Nくんと呼びます。
Nくんに対しては恋愛感情を抱いたことはなく、
2人きりでも飲みに行けるほど仲が良くて、
男女の友情もあると、
お互いに断言できるほどの仲でした。
ある日、同じ高校の同級生だったHくんを誘って
3人で飲みに行こうと提案され、
自宅周辺の居酒屋に飲みに行きました。
高校時代はHくんのことを認識していたものの、
直接話したことはなく、
飲み会で始めて会話をしました。
Nくんと3人で、高校時代のお互いの印象や、
卒業してからどんなことをしていたか、
それぞれの今の恋愛事情や仕事の話など、
ごく普通の会話をしました。
Hくんは1年浪人して大学に入っており、
まだ学生でした。
年下の彼女がいて半同棲状態だということ、
彼女の束縛が強く、飲み会も嫌がられているが、
正直うんざりしている、と言っていました。
私はその時、Hくんに対して特別な感情はなく、
彼女に束縛されて気の毒だな、と思っていました。
1件目のお店である程度食べて飲んで、
いい感じに酔っ払って場所を移すことにしました。
時間も遅く空いているお店も少なかったので、
近くのNくんの家で飲み直すことになりました。
みんなでコンビニに行き、
お酒を買い足してNくんの家へ向かいました。
Nくんの部屋は一人暮らしのワンルームで、
いかにも男の一人暮らしという感じでした。
玄関に入ってすぐにキッチンがあり、
部屋の真ん中の壁際にはベッド、
その前にローテーブルとテレビ。
テーブルにはビールの空き缶が置いてあり、
部屋の隅のゴミ袋にも、
ビールの空き缶がたくさん入っていました。
その当時は彼女はいなかったと思いますが、
まぁそうだろうな、という感じの部屋でした。
3人で乾杯をしてお酒を飲み始めました。
しばらく飲んでいると、
Nくんが自分のベッドに横になり、
あっという間に寝てしまいました。
ぐっすり寝てしまったNくんに、
Hくんと2人で悪戯をしたり、
写真を撮って遊んでいました。
そうこうしているうちに、
Hくんとの物理的距離が
だんだん近くなってきていました。
たぶんHくんが距離を詰めてきていたのですが、
私はそれに気付いてはいましたが、
気付かないフリをしていました。
そして、顔が近付いてきて、
触れるくらいの軽いキス。
お互い顔を見合わせて、私はふふっと笑い、
それを合図にHくんと2人で床に倒れ込みました。
Nくんの部屋の床で、
すぐ横のベッドにはNくんが寝ているのに、
Hくんと2人で隠れてHなことをしている。
このシチュエーションだけで興奮しますよね。
キスから始まり、お互いの身体を触り合う。
Nくんがいつ起きるかわからないため、
服も着たまま、前戯もそこそこに挿入。
ゴムもないため、もちろんそのままです。
大きな声も出せないため、
口を押さえて吐息だけが漏れる。
シチュエーションもあったのか、
Hくんはすぐにイってしまいました。
直前に抜いたようですが、
ティッシュが間に合わず、
自分の服にかかってしまったようでした。
私はぱぱっと身支度を整えました。
Hくんも身支度を整えて、
服にかかった部分を洗いに
笑いながらキッチンへ行きました。
正直、Hくんがすぐにイってしまったため、
物足りなさはありました。
しかし、それよりも、
Nくんが起きやしないかと
ハラハラドキドキしていたので、
バレずに終わって一安心もしていました。
お互い身支度を整えて、
2人並んで床に座り、お酒を飲み直しました。
その後もNくんは起きる気配もなく、
Hくんと私は興奮から眠気も覚めてしまったので、
黙って家にいるのも退屈なので、
それぞれ帰宅することになりました。
私は一人暮らしの家へ、
Hくんは彼女の待つ家へ。
別れ際に連絡先を交換しました。
また2人で会うことを約束して…。
次回へ続く