高校の同級生 Hくん 学生の火遊び編
共通の友人のNくんと3人で飲んだ夜、
Nくんの部屋の床で、
寝ているNくんにバレないように、
こっそりsexをしました。
その日から、Hくんとは頻繁に
連絡のやり取りをするようになりました。
学生だったHくんの日常のことや、年下彼女の愚痴、
私の仕事の話など、内容は他愛のないこと。
そんな中でも、
2人でご飯に行きたいね
近場のお店開拓したい
いつ頃会えるかな
次会ったら私の部屋も見てみたい
と、2人で会う(=sexする)約束を取り付けようと
お互い探り合っていました。
もちろんあからさまな下心は隠していましたが、
お互い頭の中はご飯の後のことを
考えていたと思います。
この感じの駆け引きって1番ドキドキするし、
ムラムラするし、楽しいですよね。
久々の再会を果たしたあの夜以降、
私はHくんのことばかり考えていました。
彼には彼女がいましたが、
浮気をして、さらに私と会いたがっている。
こんな気持ちの昂ることはないです。
気持ちを盛り上げるのに最高のスパイスです。
そしてついに、
Hくんとご飯に行く日が決まりました。
学生だったHくんの都合のいい日と、
私の仕事の都合のいい日はなかなか見つからず、
かなり日数が経っていました。
高まる気持ちを抑えながら、
いつもよりちょっとおしゃれをして、
香水はいつもよりワンプッシュ多く、
勝負下着をつけて行きました。
私の住んでいる家の隣駅が、
おしゃれなお店が多い高級住宅街だったため、
そこのおしゃれなイタリアンに行きました。
2人とも緊張があったのか、
前菜になんとなくオリーブのピクルス?を頼み、
(私はオリーブもピクルスも苦手)
Hくんも好みではなかったのか残していました。
それでも、パスタは美味しくいただき、
ワインを飲んでほろ酔いになり、
腹8分目くらいで店をあとにして、
私の家へ2人で向かいました。
HくんとNくんと3人で飲んだのは夏でしたが、
2人で会えたのは秋も深まり、
もう寒くなっている頃でした。
寒かったので2人で手を繋いで家まで歩きました。
まるで恋人同士のようでした。
私の部屋へ着くと、2人で並んで座って、
途中のコンビニで買ったお酒で乾杯をしました。
少し飲んでから、
どちらからともなくキスをしました。
そして、そのままそばにあった
ソファでsexをしました。
正直、Hくんとのsex自体は標準的で、
特別気持ちの良いものではなかったと思います。
モノが大きいわけでもなく、
特別なテクニックがあるわけでもなく、
どちらかというと早漏気味でした。
しかし、背徳感というスパイスが、
Hくんとの行為を特別なものにしていました。
その夜、Hくんは
私の部屋に泊まって行きました。
彼女には男友達と飲みに行くとか、
適当に嘘をついていました。
次の日。
朝起きてからも2人でゴロゴロ過ごし、
リビングのソファでイチャイチャしているうちに
またHな雰囲気になりました。
そのままソファでsexをしていたのですが、
ちょうどそのタイミングで、
私の友人から電話がかかってきました。
その日、友人と会う約束をしていたので、
その確認の電話でした。
びっくりした私は思わず通話ボタンを押して、
電話に出てしまいました。
最中だったのに。
私は友人にバレないように、
平静を装って電話で話をします。
Hくんは面白がって軽く動きます。
思わず喘ぎ声が出そうになりますが、
なんとか堪えました。
ちょっと無言になる瞬間もありましたが、
おそらくバレていないでしょう。
sexしながらの電話は初めてだったので、
これもまた興奮しました。
Hくんもまた興奮したようで、
その後も2人で濃い時間を過ごしました。
大学4年生だったHくんは、
春から東京で就職することが決まっており、
会えるのはこの冬いっぱいでした。
卒論と資格試験の勉強で忙しかったのと、
一応彼女がいる身のため、
その後Hくんとゆっくり会うことは
できませんでした。
バレンタインの日、近くの図書館で
最後の追い込みをしているHくんに会いに行き、
キットカットの差し入れをしました。
学生だった彼に会ったのはそれが最後でした。
Hくんにとって、私との出来事は
ちょっとした火遊びだったのかなと思います。
私も恋をしていたわけではないですが、
浮気相手というスリルのある体験が、
刺激的で惹かれるものだったのでしょう。
その後Hくんは、無事に大学を卒業し、
資格試験にも合格したと連絡を貰いました。
東京に引っ越し、社会人に。
もう会うことはないと思っていました。
また数年後に再開することになるとは…。
次回に続く